【2025 壁新聞道場！】たのもーーーう！鹿児島県 その１
2025.06.25 掲載
鹿児島県からは13枚の応募があったよ。その中から２枚をご紹介。
池田師範よろしくお願いします！
大崎町「大崎小エコクラブ」SDGs
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大崎新聞 |
地球温暖化新聞 |
万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」大崎小エコクラブからのメッセージ
◆今回リサイクルについて調べてみて、わたしたちが住んでいる大崎町について知らないことがたくさんありました。しょうらい大崎町で楽しく暮らせるようにリサイクルをがんばりたいと思います。
◆今回リサイクルについて調べてみて、わたしたちが住んでいる大崎町について知らないことがたくさんありました。しょうらい大崎町で楽しく暮らせるようにリサイクルをがんばりたいと思います。
大崎新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言！
全国平均のゴミのリサイクル率が近年は約20％で横ばいの中、大崎町のリサイクル率82.6％というのは、すばらしいですね！ゴミの割合を円グラフであらわしてくれて、どのようなゴミの種類があるのかとても分かりやすいです。草木が30％もあるのは私が住むエリアとはちがうなぁと思いました。町に焼却処分場がなく、さらに埋め立て処分する場所が少なくなってきたことが、リサイクル率を高めるきっかけになったようですが、町のみなさん全員が細かい分別に取り組んできた成果です。
「家庭でできるリサイクル」について2つのことを考えてくれました。牛乳パックや食品トレーは、スーパーの店頭回収を利用するのが便利ですよね。最近では色つきの食品トレーも回収してくれるようになり、全国的にリサイクル率があがってくれることを期待しています。リサイクルできる食品トレーを、みなさんはどのように見分けていますか？リサイクルできる食品トレーは、つまようじが貫通（かんつう）するので、まよったらためしてみてください。
燃えるゴミと燃えないゴミのゴミ出しのルールを守るというのは当たり前のようですが、ルールが守られていない状況（じょうきょう）を目にすることが多くあります。ゴミをしっかり分別して出すという意識（いしき）が地域全体に広がっていくために、取り組んでいることがあればぜひ教えてくださいね。
とっておきのゴシドウ★
ゴミの量をへらす活動として3Rという取り組みがあります。3Rとはリデュース、リユース、リサイクルのことで、最初にごみの発生をへらして（リデュース）、次に不要になったものでも再利用し（リユース）、最後に資源として利用する（リサイクル）ことです。最近は大型のリユースショップをみかけることが多くなり、リユースが身近になってきたことを感じます。大崎町では生ゴミや草木で全体の60％をしめていますが、それらを肥料にする地域内でのシステムが確立していることが参考になる取り組みだと思いました。リサイクルとリユースが徹底していた江戸時代は、燃料としていた薪（まき）を燃やしたときの灰や人馬の糞尿（ふんにょう）が肥料として有効に活用されていたようです。
地球温暖化新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言！
地球温暖化について調べてみて、色々な気づきがあったようですね。地球温暖化の原因となるガスというと二酸化炭素をおもいうかべると思いますが、メタンも温室効果ガス全体の16％もあることにおどろいたかもしれません。メタンを大気中に多く出すものとしては、家畜（かちく）がありますが、農業や埋め立てられたごみからも発生します。
日本の人口はへってきていますが、世界では人口は増えつづけています。1人が食べる肉の量が同じでも人口が増えた分だけ多くの家畜が必要になります。温暖化をとめるために提案してくれた「肉より野菜（やさい）を食べる量をふやす」という考えをもって食生活をしてみることもいいかもしれません。一方で、メタンを出す量が少なくなる家畜のエサの改良が進められていたり、埋め立てられたゴミから発生したメタンガスを利用して発電をしたりと、大気中のメタンをへらすためにいくつもの対策が取り組まれています。
みなさんの地域では最近、気温の上昇や雨の量の増加を感じていますか？私が住む地域では夏の猛暑や局地的な大雨が増えたことを実感しています。気象庁のデータをみても2024年の日本の平均気温は1898年の統計開始以降で最も高い気温になったようです。日本は2030年度に温室効果ガス46％削減の目標をかかげているので、一人一人ができることを進めていくことが大事だと思います。
とっておきのゴシドウ★
車を使わずに徒歩や自転車で移動することで、二酸化炭素の排出をへらすことを考えてくれました。いろいろな交通手段をひかくしてみると、同じ距離を移動するときに排出される二酸化炭素が多い順に、車→飛行機→バス→鉄道となっています。車より鉄道の方が二酸化炭素の排出が少ないので、遠くまで移動するときの参考にしてください。最近では荷物の輸送（ゆそう）でも、鉄道や船を使うことで車の使用をへらす取り組みがおこなわれています。一方で車にかんしても、日本では2035年以降はガソリン車の新しい販売をやめることをめざすなど、車から排出される二酸化炭素をへらす取り組みが進められています。
地域事務局から大崎小エコクラブへの応援メッセージ【大崎町】
この新聞づくりをきっかけに、大崎町の利用している最終処分場を将来長く使うために住民のみなさまができることは何か、また環境問題やリサイクルについて考えてほしいと思います。
池田師範、ありがとうございました！次回はどこの地域かな？お楽しみに！
ご意見ご感想もお待ちしております！
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2024年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202412272024.html
2023年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202403312023.html
2022年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202303310000.html
