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【2025 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その1

2025.06.18 掲載

茨城県からは15枚の応募があったよ。その中から3枚をご紹介。
久松師範よろしくお願いします!

水戸市「逆川こどもエコクラブ」

2024年活動報告
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水戸発 外来生物のサバイバル
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ニホンウナギを守るには
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万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」みんなからのメッセージ
あゆ や はぜ がいきいきできるせかいがいいです。
外来種を悪ものだと思う人がへって、あのときくじょしなくてよかったね!と生き物みんながえがおでくらしていけたらいいと思います。
おいしいお魚を食べられるように、海にすむ生き物たちが安心してくらせる環境を作ってあげたいです。ぼくは、そのお魚を食べて、おさけをのめるようになりたいです。

2024年活動報告を書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
逆川エコクラブに入って1年間の活動を、振り返ることができました。壁新聞にまとめてみると、1年間の活動と、次の目標を改めて考える機会になったと思います。
さて、キッズSDG'sカップでは、大きな舞台での発表だったようですね。ゴミ拾いの活動などを、一生懸命に発表している姿が分かる記事になっていました。「うみをきれいにしよう」の絵も、素敵です。
自然体験学習では、自然を満喫できました。アユの手づかみは、初めての経験だったのでしょうか?これをきっかけに、自然と触れ合う体験を重ねていってほしいと思います。アユのスケッチもよく描けていました。
悔しかった出来事として、ハゼ釣りを記してくれました。この経験を次回に生かしてほしいと思います。
壁新聞作成で、1年間を振り返ることができました。これからの活動に生かしていってください。

とっておきのゴシドウ★
手書きの図や、写真をうまく配置することができて、分かりやすくレイアウトすることができました。一生懸命に図を描く様子を、思い浮かべることもできた力作です。また、自分の経験を簡潔にまとめて、文章に記してくれました。しっかりした文なので、内容もよく理解できました。ただ、文が横書きなのか縦書きなのか、見分けることが簡単ではありませんでした。この点、注意してほしかった内容です。
新聞では、見出しやリード文をつけることがあります。それぞれの内容に、小見出しなどをつけるのもひと工夫です。参考にしてください。
今年は、どんな活動を計画しているでしょうか?また壁新聞にして報告してください。待っています。


水戸発 外来生物のサバイバルを書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
徳川斉昭と外来種がどのようにかかわるのか?でした。壁新聞を読んで、なるほどと感心しました。とても、おもしろい内容だと思います。
斉昭公が偕楽園に移植したウメが、そもそも日本原産でないことを、実はこの記事を読んで私も初めて知ることになりました。このことをきっかけに、外来種とは何かについて改めて考えてみることになるのですが、この調査の始まりの記事が、とてもそそられました。明治を境に、外来種であるかどうかを分けるには、それなりに説明はあるようですが、単純には割り切れない面もありそうです。シロツメグサやモンシロチョウも日本原産ではありませんが、日本の自然には溶け込んでいる生きものといえるでしょう。セイタカアワダチソウは、外来種ですが、晩秋に咲くセイタカアワダチソウの花は、ミツバチなどのハナバチにとって貴重な蜜源となっています。ナガミヒナゲシは、最近道端などにもよく見られるようになりましたが、駆除の対象になることが多いようです。
外来種に関しては、在来種との競合もあり、一概にどう対処するか難しいところもありますね。しかし、「外来種=駆除対象物」と、ステレオ的に対応するのではなく、いろいろな見方が必要だといえるでしょう。私たちも、多方面から考えることができる人でありたいと考えます。難しい対応が、これからもたくさん生じるでしょう。みんなと一緒に考え、対応していきましょう。

とっておきのゴシドウ★
歴史的な話題と、現代の外来種の問題を結びつける記事に仕上げ、外来種に関する見方を考え直すきっかけをつくることができました。タイトルや小見出しも分かりやすく、写真や図も効果的に配置できました。壁新聞としての見せ方も、工夫の跡が見られました。
細かいことになってしまいますが、字の大きさや行間が統一していると、もっと読みやすくはなるでしょう。
何度も記してしまいますが、内容がとても面白かったです。続報、期待してしまいます!


ニホンウナギを守るにはを書いてくれたみなさんへ
師範から一言!
見た瞬間に、"ウナギに関する壁新聞だ!"と分かるレイアウトになっていました。ニホンウナギの絵、とてもインパクトがあり効果的だと思いました。
レイアウトは、内容ごとに小見出しをつけているので、見やすい配置になっています。ちょっとした工夫ですが、見出しの文字を赤で強調したことも効果的です。
内容は、"ウナギの説明"から、"今、自分で何ができるか"まで、筋道だって構成されています。身近な話題としての「うなぎ釣り」のことから、視点を地球規模の温暖化のことまで、発想を繋ぐことができたのも、良かったと思います。自分の足元のことからも、世界を見渡すことができることを、みんなにも知ってほしいと感じました。
自分の活動目標としては、生物がすみやすい環境づくりのひとつとして、ゴミ拾いを心がけたいとまとめました。自分でできることを積み重ねることが、環境を守る第一歩であることを再認識したいと思います。

とっておきのゴシドウ★
ニホンウナギを守るためには何をすべきか、訴えることができました。何といっても、ウナギの絵は秀逸でした。新聞記事として、より事実を重要視するとしたら、お父さんが釣ってきたうなぎは、いつ、どこで採集したものなのかとか、涸沼でのニホンウナギの実態、例えば漁獲量の変化などについて、具体的な数字として表されていると、いいと思いました。さらに取材を重ね、涸沼や茨城県で、生きものがどのような状態になっているのか調べていってください。
生きものを広い視点で見ることができる人が増えれば、うなぎ食の文化も、引き繫がれていくことでしょう。壁新聞などで、多くの人に考えを伝えていってください。

久松師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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師範紹介ページはこちら! その① その②

2024年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202412272024.html
2023年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202403312023.html
2022年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202303310000.html