


プラネットリーダーズ山内エコクラブ (大阪府)
SDGsに関する絵画指導を、元府立高校美術講師の先生のご指導のもと、小学生8名とともに行いました。
まずSDGsの17の目標について学び、その中から自分が特に関心を持つテーマを選んで制作を進めました。
「海の豊かさ」「陸の豊かさ」など、子どもたちが選ぶテーマはさまざまで、多様な視点が集まりました。
制作が始まると、子どもたちは自分の描きたい世界をどのように表現するかを真剣に考え、好きなタッチや技法を使ってキャンバスに向かっていました。大胆な色使いで世界観を表す子、細やかな描き込みで物語を描く子、シンボルを取り入れてメッセージ性を強める子など、多様な表現が見られました。
講師の先生のアドバイスを受けながら、構図や色の選び方、テーマの伝え方を試行錯誤する姿はとても頼もしく、子どもたちの発想力の広がりを強く感じました。
自分の選んだ目標に向き合い、「どんな未来をつくりたいのか」を考えながら描く時間は、単なる絵画制作にとどまらず、社会や未来を見つめ直す学びの場にもなりました。完成した作品はどれも個性豊かで、子どもたちの思いがしっかり込められた素晴らしい仕上がりとなりました。
SDGsの目標をただ選ぶだけでなく、そのテーマをどのように絵として伝えるかを考える過程には、一人ひとりの視点や価値観が表れており、その豊かさに驚かされました。
また、中には葛飾北斎の作品を参考にしながら、自分なりの解釈で波を描き、その中に富士山や海の生き物を組み合わせて表現する子もいました。
過去の名画をヒントにしながら、現代の環境問題とつなげ、自分だけの世界観として再構築する発想力には強い感動を覚えました。
制作中、「この色が地球の未来に見えるかな?」「もっと明るい未来にしたい!」と自分のテーマに対して真剣に向き合い、描くことを通して自然と社会課題へ意識を向けていました。
絵を描くという行為そのものが、自分の思考を整理し、未来のあり方を考えるきっかけになっていたように感じます。
また、制作の過程で「この地球、どうすればもっと良くなるかな?」「生き物が安心して暮らせる世界にしたい」などの声が自然と生まれ、絵を描くことが“未来についての対話”につながっていることにも気づきました。
筆を動かしながらテーマと向き合うことで、頭だけではなく心でもSDGsを感じていたのだと思います。
SDGsをそれぞれが自分の経験や興味と結びつけながら、未来の社会をどうしたいかを真剣に考えていました。その姿はとても頼もしく、子どもたちの柔軟さと感性の豊かさを改めて感じる機会となりました。
また、制作の過程で「この地球、どうすればもっと良くなるかな?」「生き物が安心して暮らせる世界にしたい」などの声が自然と生まれ、絵を描くことが“未来についての対話”につながっていることにも気づきました。筆を動かしながらテーマと向き合うことで、頭だけではなく心でもSDGsを感じていたのだと思います。
今回の制作は、子どもたちが自分の中にある願いや疑問を絵として表現し、それを共有することで、新しい視点に出会える場でした。
芸術には、言葉では届かない部分を伝える力があることを改めて実感した時間でもありました。
今回の制作は、子どもたちが自分の中にある願いや疑問を絵として表現し、それを共有することで、新しい視点に出会える場でした。
芸術には、言葉では届かない部分を伝える力があることを改めて実感した時間でもありました。
今回のSDGs絵画制作を通して特に印象に残ったのは、子どもたちが「答えを描く」のではなく、「自分の考えを形にする」ことにとても前向きだった点です。難しいテーマであっても、子どもたちなりに世界を理解しようとし、色や形を選ぶ瞬間にその思いや価値観がしっかり表れていました。また、友達同士でお互いの作品を見ながら「その考え方いいね」「その色の組み合わせ素敵」と声を掛け合う姿が見られ、学び合う空気がとても心地よく、創作の場が自然と“対話の場”になっていたことにも気づきました。描くことを通して未来を想像し、自分の手で表現する経験は、子どもたちの内面に確かな自信として残っていくように感じました。今回の活動が、一人ひとりの視野を広げるきっかけになれば嬉しいです。


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