活動レポート

活動レポート

アサリの調査

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)

活動日:

2025年04月27日

実施場所:

和白干潟

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:気候変動に具体的な対策を
  • SDGs:海の豊かさを守ろう

活動内容

私たちは4月27日に和白干潟で行われたアサリ調査に参加しました。この調査には、ガタレンジャーや地域の方々も参加していました。参加者はまず、アサリや干潟についての説明を受けた後、6つのグループに分かれて実際に干潟に行き、アサリを採取しました。採取したアサリは大きさや重さなどを測定しました。また、3cm未満の個体は福岡県の規定に準じて干潟に帰しました。私たち科学部はその後学校に戻り、とれたアサリのうち20個体を解剖して成熟度を調べたり、雌雄の判別をしたりしました。

参加者のようす

アサリや干潟の説明があっている間は真剣に話を聞いており、発表者の問いかけにも積極的に応じていました。実際に干潟に行った際も一生懸命アサリを探したり、分からないことがあれば私たち科学部員に聞きに来たりする姿が見受けられました。私たちも新たな気づきがあり、楽しむことができました。一方で何回も和白干潟に来たことのある参加者は「こんなにとれなかったのは初めてだ」とおっしゃっており、和白干潟の現状を心配する声も聞かれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回は大人数での調査だったため3cm以上のアサリが多く見つかると思っていましたが、見つかったアサリのうち3cm以上のものはわずか数個体で、アサリの現状に改めて危機感を覚えました。また、今回はいつもより沖側で調査をしましたがあまりとれる個体数に差はなく、沖のほうであればあるほどとれるわけではないと分かりました。私たちが行ったプレゼンで少しでも多くの方がアサリに興味を持ってくれると嬉しいし、私たちももっとアサリについて発信していくべきだと思いました。

その他

今後も専門家の人に意見をもらいながらアサリの研究を深めていきたいと思います。

福岡工業大学附属城東高校 科学部のみなさん、こんにちは。報告をありがとうございます。
毎年続けているアサリの調査ですね。自分たちだけで実施するのではなく、市民のみなさんといっしょにされているのがすばらしいと思いました。多くの人たちに興味をもってもらうことが保全に向けた行動につながりますからね。メンバーのみなさんのわかりやすい説明で、初めて参加された方も楽しめたのではないでしょうか。
一方で、和白干潟のアサリの数が減少傾向にあることは心配ですね。生息数の保全と回復に向けた研究をぜひ進めていってほしいと思います。期待しています!!
またぜひ報告してください。
エコまる
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部のみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名福岡工業大学附属城東高等学校 科学部
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類学校のクラブ

クラブ写真

こんにちは!科学部です。私たちは日々理科室や和白干潟、博多湾など様々な場所で、実験や研究、天体観測、生き物の調査などを行っています。
2022年に福岡市環境行動賞を
2023年は私たちの日々の活動をまとめた動画で『こどもエコクラブ「動画部門Youth賞(show)」』を
2024年には日本水環境学会から水環境文化賞(みじん子賞)を受賞しました。
さらに第10回世界水フォーラムに日本の高校生代表として発表を行いました。
そしてついに私たち科学部の甲子園にあたる「全国高等学校総合文化祭自然科学部門」で最優秀賞の『文部科学大臣賞』を受賞しました。
今後も活動を報告していくので応援よろしくお願いします!

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