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【2025 壁新聞道場!】たのもーーーう!沖縄県 その3

2025.11.05 掲載

沖縄県からは6枚の応募があったよ。その中から2枚をご紹介。
宮川師範よろしくお願いします!

沖縄県 その1 その2

豊見城市
「漫湖水鳥・湿地センターこどもエコクラブ」

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本部町「もとぶ元気村エコクラブ
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万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」みんなからのメッセージ
漫湖は都市の中の自然です。人間からの影響が大きい場所でもあります。今はゴミが問題になっていますが、エコクラブの活動を続けることで、来来の都市にも自然を残していきたいです。そのためにも、今も未来も多くの人が漫湖を訪れ、都市にいながらも自然を感じることができる場所であってほしいと思います。 
地球温暖化が原因で沖縄のサンゴがたくさん無くなっているから、地球温暖化を進みにくくしたい。この活動を続けると、ゴミの量が減るから、地球温暖化が進みにくくなると思う。私たちが大人になる時には地球温暖化が止まっていてサンゴがたくさん住んでいる綺麗な海がある沖縄で暮らしたい。

漫湖水鳥・湿地センターこどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
プレゼンテーションのように大胆で目を引くデザインの壁新聞になりましたね!紙面全体を使って伝えたいメッセージをわかりやすく表現できていて、とても印象的でした。こんな新聞もあっていい!と感じました。
特に今回は、漫湖のことを「生き物に聞いた」という発想で、漫画やインタビュー形式を使いながら自然環境の大切さを伝えている点がとてもユニークです。読み手が「環境問題を自分のこととして考える」きっかけになる構成で、しっかりとした目的意識が感じられました。
また、「人と自然をつなぐ漫湖」というテーマのもと、「漫湖の自然」「環境問題」「エコクラブ」の関係を大きく紙面全体で表現した点もすばらしいです。言葉で説明するだけでなく、デザインそのものにメッセージを込める方法はとても効果的でした。キャラクターごとのインタビューや四コマ漫画が対照的に配置されており、内容の整理や読みやすさの工夫もよくできています。
環境保全は、多くの立場や意見が関わる難しいテーマですが、相手の立場を考えながら関係を整理し、伝わる形にまとめる力はとても大切です。今回の新聞には、その力がしっかり表れていました。これからも楽しみにしています!

とっておきのゴシドウ★
今回の壁新聞には、漫湖の問題やその内容をとてもわかりやすく伝える工夫がたくさん盛り込まれていて、本当にすばらしいと思いました。それぞれの記事には素敵なイラストや写真も使われていて、読む人の理解の手助けになっています。こどもから大人まで楽しく読める内容になっていると思います。
ただ、とても魅力的な紙面なのですが、説明文の文字が全体の構成に比べて少し小さく書かれていて、少し読みづらく感じました。小さい文字というのは、「読まなくてもいいかな」とつい思わせてしまうこともあります。実際の内容はとてもすばらしいことがたくさん書かれているので、ここはもったいないですね。大きく書きすぎてもまた読みづらくなりますが、余白と文字の大きさ、色づけの工夫を考えながら、説明文のわかりやすさにも少し気を配っていくと、さらに力強いメッセージが発信できると思います。
とても読み手を楽しませてくれる完成度の高い新聞でした。これからも楽しみにしています!

地域事務局からの応援メッセージ【沖縄県】
ゴミ拾いや稚樹抜き、底生生物調査という活動は、マングローブ林の現状を私たちに教えてくれます。更に、生き物の視点から問題や課題を語ることで、より多くの人の興味・関心を惹き付けることができると思います。まずは1人でも多くの人たちに「知って欲しい」という想いを読み取ってもらえたら嬉しいです。


もとぶ元気村エコクラブのみなさんへ

師範から一言!
大きく明るい太陽に青空と土の大地、そして新聞タイトルが雲の形になっていますね。まるで一つの絵画のように完成された、とてもおしゃれで素敵な壁新聞です!
今回のテーマは「コンポストで野菜を作ろう!」。写真も使いながら、とてもわかりやすくまとめられています。日々の食事から出る生ごみをコンポストで活かし、それが野菜づくりにつながっていく流れがしっかり描かれていて、環境にやさしい暮らしの大切さが伝わってきました。
さらに、コンポストの堆肥で育てた夏野菜のカレーも紹介してくれましたね。本当においしそうでした!環境活動は「がまん」ではなく、楽しみや恵みを感じられるものなのだと伝わってきました。とても明るく前向きな新聞でした!

とっておきのゴシドウ★
とてもおしゃれな色合いと、楽しそうな構図が目を引きました。
情報の発信というのは、中身がしっかりしていても、伝え方が難しいと、なかなか興味を持ってもらえません。そのため、色使いや見せ方の工夫はとても大切です。今回の壁新聞は、まさに「見たくなる」デザインで、みんなにとって良いお手本になると思いました。
ただ、デザインにこだわりすぎると、説明文を書くスペースが少なくなってしまうことがあります。絵や写真を活かしながら、どんな情報をどう伝えるかを工夫することも大事ですね。今回はテーマをしっかり絞ってあったので、メッセージと内容がうまく伝わっていました。
これからも、いろいろな環境学習の発表に工夫を凝らして、楽しい活動を続けていってください。とても期待しています!

地域事務局からの応援メッセージ【沖縄県】
コンポストの知識を深め、実際に推肥を作り、トマトやゴーヤーなどの野菜を育てるという実践までされたとのこと、素晴らしいですね。その推肥で育てた新鮮な野菜をリクガメの餌やカレーに使われたというお話は、循環型社会の実現に向けた意欲的な取り組みだと思います。特に、自家製野菜を使ったカレーが美味しく、みんなで楽しめたという点は、食の楽しみも加わり、より、魅力的です。生ゴミ処理を生活サイクルに組込むことで、楽しみながら継続できることが、とてもステキです。

宮川師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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沖縄県 その1 その2

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