活動レポート

活動レポート

定例野鳥観察

八王子カワセミ会ジュニアクラブ (東京都)

活動日:

2019年10月26日

実施場所:

浅川(あったかホール付近~長沼橋)

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

次のコースを辿って野鳥を探して観察する。
あったかホールエコ広場から、浅川右岸堤防を八王子卸売市場、さかえ橋、長沼橋まで下り、同橋を渡り、左岸のサイカチ池で観察し新浅川橋を渡りエコ広場に戻り鳥合わせをする。

参加者のようす

 台風19号の被害と前日の大雨が心配でした。前日は川が氾濫しそうな状況でしたが、心配した雨は当日早くあがり、観察を実施できました。浅川は濁流で流れが少し変わっていました。倒木もあるので気を付けて実施しました。
 
・観察した鳥 25種
 カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、カワセミ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ドバト、イワツバメ、コゲラ、キジ

・本日のベスト
  ジョウビタキ(初認) アオサギ カワセミ

感想・気づいたこと・考えたこと

・浅川が増水したが、草が倒れているところまで水がきたということがわかった。
・ジョウビタキが初めて見られた。
・長沼橋と手前のワンドがよく見られた。ワンドと木の組み合わせで鳥がたくさん来る。ワンドは 鳥たちにとって とても大切な場所で、シジュウカラ、ホオジロなどがいた。
・イワツバメが見られた。ほとんど渡りが終わったが、まだ残っていた。
・昆虫、蝶、カマキリの好きな参加メンバーは、バッタも飼育しているので今日も採集していた。
・エノキの実がなっていた。鳥の良い餌になる。青⇒オレンジ⇒黒 と、鳥に色で熟し具合を知らせる。餌の木、小鳥が好む木である。オオムラサキ、テングチョウ、ゴマダラ、アカボシゴマダラなどの幼虫も葉を好む。タマムシも葉と木を食べる。エノキの話で盛り上がった。
・来ていると思う「コガモ」が見れなかったのは残念。

その他

次回は第四土曜日が祭日のため、翌週に実施します。
12月は第四土曜日(28日)は年の瀬のため一週間はやめて21日としました。

カワセミ会ジュニアクラブのみなさん、こんにちは。
定例の野鳥観察おつかれさまでした。
コースはまちの中から河川敷、池などいろいろな環境の中を歩くようですね。今回見つけた生き物の25種の顔ぶれを見ると、カルガモやカワセミなど水辺の鳥から、カラス、スズメなどまちにもいる鳥まで、けっこう出ていますね。まえの結果とくらべると、何か台風の影響(えいきょう)はありそうでしたか?
今回はベストにジョウビタキがはいっていますが、この鳥が来るともうすぐ冬という感じがしますね。ぎゃくに、イワツバメは夏に見られる鳥なのに、まだいたのですね。季節がうつりかわれば、同じコースで観察できる鳥もどんどん変わっていきます。
エノキは河川敷によく生えていますが、鳥やチョウが集まる木ですね。実を食べたり葉を食べたり、たくさんの生きものがつながっています。観察会のとき、鳥のほかにもまわりにどんな生き物がいるのか気をつけてみていると、それぞれの関わりがわかってくると思います。
これからも観察を続けて、レポートを送ってください。よろしくお願いします。
エコまる
八王子カワセミ会ジュニアクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

35 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名八王子カワセミ会ジュニアクラブ
  • 所在地東京都
  • クラブの種類その他

クラブ写真

未来の【八王子・日野カワセミ会】を担う子供たちを育てることが目的で2008年に発足しました。子供たちを中心に、野鳥観察を通じて身近な環境を見つめ自然を愛する心を育み、生き物に関心を高めるために野鳥と野鳥が住んでいる環境を観察します。
八王子市のエコ広場に毎月1回、第4土曜日に集まり、浅川の堤防を歩き野鳥や自然を観察しています。観察のポイントや見どころなどをカワセミ会の支援者が説明します。
見つけた野鳥や、鳴き声を記録し、エコ広場に戻り【鳥合わせ】をします。観察した野鳥の種類や特徴などををおさらいし、質問や感想などを話し合います。
【みんな、鳥博士です】

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧