


プラネットリーダーズ (大阪府)
大阪市立科学館で開催された科学実験大会において、プラネットリーダーズ大阪・中之島のメンバーと共に実験ショーを行いました。会場は最大収容人数90名の実験室で、当日は満席となり、多くの来場者に参加していただきました。実験ショーでは、これまで僕たちが滋賀の野洲川上流域から大阪・中之島へと活動拠点を移しながら学んできた「水のつながり」をテーマに、汽水域の再現実験、水質調査(COD測定)、身近な素材を使ったスノードーム実験、二酸化炭素の見える化、濾過装置の実験などを行いました。また、万博での共創アートやアップサイクル活動、消費者の選択が環境に与える影響についても紹介し、実験を通して地球や環境について考える機会をつくりました。
会場は開始前から多くの来場者で埋まり、子どもから大人まで幅広い世代が集まっていました。実験が始まると、参加者の方は耳を傾けて観察し、質問や挙手も積極的に反応してくれました。
淡水と海水の実験では「どちらが上になるのか」を真剣に考える姿が見られ、水竜巻実験では会場全体が一体となって盛り上がりました。実験の途中で示した「考えるマーク」の場面では、静かに考え込む様子も見られ、ただ楽しむだけでなく、内容を自分ごととして受け止めてくれていることが伝わってきました。終了後には笑顔で拍手を送ってくださる方も多く、実験を通して楽しく学ぶ時間になったと感じました。
今回の実験ショーを通して、難しく感じられがちな環境問題も、実験という体験を通すことで、多くの人に伝えられることを実感しました。水の流れや見えない二酸化炭素、身近な洗濯糊やラメに含まれるプラスチックなど、日常と環境が深くつながっていることに、来場者が驚きながら気付いてくれる姿が印象的でした。また、上流と下流、里山と都会は分断されているのではなく、一本の川の流れでつながっていることを伝えられたことは大きな成果だと思います。この実験ショーが、参加した一人ひとりにとって、地球や環境について考える小さなきっかけになれば嬉しいです。
本実験ショーは、万博出展を一過性のイベントで終わらせず、アフター万博の取り組みとして実施しました。万博会場で来場者と共に考え、制作した経験を、科学館という学びの場で改めて発信できたことに大きな意味を感じています。また、AIを活用した音楽制作やSNS発信、クラウドファンディングなど、これまでの活動の積み重ねも紹介することができました。環境問題は一つの正解があるものではなく、学び、考え、選択し続けることが大切だと感じています。これからも実験や表現活動を通して、楽しみながら環境について考える場をつくっていきたいです。


体験から学ぶ、環境と科学の実験ショー
プラネットリーダーズ(大阪府)
日常として続ける下福島公園の清掃活動
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「ゴミだけどゴミじゃない」を伝えた夢の学習
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一過性で終わらせない、命をつなぐ共創アート
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