活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年12月14日

実施場所:

神戸市~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

12人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

今日は滋賀県の団体の豊穣の郷さんが来られるので、玉一アクアリウムの小中学生メンバー9名と高大学生サポーター2名が参加して一緒に明石川下流で調査をしました。調査後には、図鑑作りについて豊穣の郷さんから聞かれたので、メンバーとサポーター1人1人が自分の考えや思いを話しました。

参加者のようす

豊穣の郷の方々と明石川下流で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約40匹、ミナミメダカの未成魚~成魚約30匹、ヒナハゼの未成魚~成魚5匹、ニホンウナギの幼魚1匹、ギンブナの未成魚1匹、ドジョウの幼魚1匹、タイワンドジョウの幼魚1匹、キチヌの幼魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、オオバンの成鳥1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約210匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体約30匹、スジエビの未成体~成体4匹、テナガエビの幼体~未成体約20匹、ミナミテナガエビの未成体~成体7匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体8匹、モクズガニの幼体~成体約30匹、コヤマトンボの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫2匹、アオモンイトトンボの幼虫約10匹、ヒメコガシラミズムシの成虫3匹が捕れました。小学生メンバーが茂みをガサガサしていてタモ網でオオバンを捕りました。足に怪我をしていて衰弱しているようだったので、捕れた場所にそっと放しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

タイワンドジョウは大学生サポーターが飼育するために、ブルーギルは畑の肥料にするために持ち帰りました。昨夜降った雨で流量が多くて流れが早かったです。早い流れの中でもモクズガニなどが歩いていたので、モクズガニの足の力強さがわかりました。メンバーたちは豊穣の郷の方々と仲良く調査をしていて、みんな生き物を沢山捕まえていて明石川下流の色々な所に行っていて、豊穣の郷の方から「すごい!」って言われていました。貴重なお時間を頂いて滋賀県から来てくださって嬉しかったです。玉一アクアリウムの調査に参加して自分たちの図鑑作りの話を聞いて、役に立てたのならとても嬉しいです。 *11月29日に駆除を兼ねて掘ったキクイモをキクイモチップスにして試食しました。サクサクしていてゴボウを食べやすくした味がキクイモなので、みんなキクイモを食べて欲しいです。

その他

報告担当:NR(高2サポーター)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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