


再春館一本の木キッズクラブ (熊本県)
熊本市の生物多様性戦略の重要拠点である江津湖の四季の生きものを観察。
11月の観察会は、春や夏の江津湖の様子と比較したり、班独自の年間観察ポイントで春や夏との違いに気づいたり、水中生物の採取を行ったりしました。
今年度3回目の観察会となりました。前日からの雨が受付開始時刻になっても止まず、レインコートを着ての観察会となりました。「雨の日だからできる観察がある」という指導員の言葉どおり、いつもなら水遊びやジョギングでにぎわう江津湖はほぼ貸し切り状態。野鳥も警戒心が薄くなっているのかいつもより近くから観察することができました。
6班に分かれてそれぞれ班で決めた「一本の木」の様子を春や夏と比べたり、水中生物、陸上の植物や生き物に触れたりして観察しました。
江津湖は遊水池のため、年間を通して水温が18度前後と一定しているため、11月でも冷たさを感じることなく観察することができました。夏よりも外来の水草が増えているのが目立ちました。
・一本の木をよく見ると、南側のほうがよく成長していた。
・樹冠の真下まで根が張っていることを教えてもらった。
・同じ水の流れなのに、橋をはさんだ下流側にはヒメバイカモがあるのに上流側にはないのが不思議
・木になる赤い実は鳥に食べてもらうための植物の工夫と教えてもらった。
・キンモクセイ、ギンモクセイ、ウスギモクセイの匂いを嗅ぎ比べた
・水の中は稚魚が多かった
・コサギは足が黄色。江津湖は水がきれいなので見える。
(以上キッズの感想)


秋の江津湖生きもの観察会
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
再春館一本の木キッズクラブ「夏の江津湖生きもの観察会」
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
「春の江津湖生きもの観察会」
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)
再春館一本の木キッズクラブ「冬の立田山生きもの観察会・修了式」
再春館一本の木キッズクラブ(熊本県)