


玉一アクアリウム (兵庫県)
明石川中流の歩道のある河川敷に生えた外来種のキクイモ掘りをした後、再び河川改修工事が行われる予定の場所で調査をしました。キクイモが生えている場所は舗装された河川敷に増水で土砂が堆積した場所で、1時間掘ってキクイモの芋が10Lバケツに7分目位採れました。キクイモチップスなどにして試食する予定です。
調査は1時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約680匹、ミナミメダカの未成魚~成魚約90匹、モツゴの未成魚~成魚23匹、ブルーギルの幼魚~未成魚22匹、ドジョウの幼魚~成魚6匹、ギンブナの幼魚~未成魚3匹、コウライモロコの幼魚~未成魚2匹、カワヨシノボリの成魚1匹、アカミミガメの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約2200匹、アメリカザリガニの幼体3匹、モクズガニの幼体~未成体5匹、ギンヤンマの幼虫3匹、シオカラトンボの幼虫9匹、ユスリカ科の幼虫約10匹、コガタシマトビケラの幼虫約90匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約50匹、サホコカゲロウの幼虫1匹が捕れました。ブルーギルとアカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰り、アメリカザリガニの幼体は玉津第一小学校で飼っているブルーギルの餌に持ち帰りました。ドジョウの中の1匹が中国大陸由来の外来種のドジョウの可能性が高く、高校生サポーターが資料として持ち帰りました。
だんだんと気温が下がってきて、みんな寒そうでした。とはいえ、小学生メンバーたちもしっかりと調査はしてくれたのでよかったです。キクイモ掘りでも多くのキクイモを掘り起こしていましたし、やる気があっていいことだと思いました。かなりの量のキクイモの芋があって驚きました。下はコンクリートブロックなのにも関わらず、根っこに大量の芋が付いていて、かつそこそこ大きくなっているのは栄養が豊富にあるからなのかもしれないからなのかなと思いました。河原には以前に玉一アクアリウムが植えたタコノアシの生き残りが生えていましたが、今回調査したところは河川改修工事が行われるとのことで、タコノアシが踏みつぶされないか心配でした。溜まりになっている部分に多くの種類の生き物がいて、河川工事で行き場がなくなった生き物たちの避難所になっているのかなと思いました。
報告担当:FT(大1サポーター)


キクイモ掘りと明石川中流調査
玉一アクアリウム(兵庫県)
明石川中流調査
玉一アクアリウム(兵庫県)
明石川中流調査
玉一アクアリウム(兵庫県)
明石川河口調査
玉一アクアリウム(兵庫県)