活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 明石川中流調査と田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年11月12日

実施場所:

神戸市 明石川中流 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

15人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

午前は明石川中流で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚~成魚約550匹、モツゴの未成魚~成魚約20匹、ミナミメダカの成魚14匹、ドジョウの幼魚~成魚8匹、ギンブナの幼魚~未成魚3匹、カマツカの未成魚~成魚3匹、タモロコの成魚3匹、ギギの幼魚~未成魚2匹、コウライモロコの未成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約2100匹、テナガエビの未成体~成体2匹、ミナミテナガエビの未成体2匹、ヒラテテナガエビの未成体1匹、アメリカザリガニの未成体3匹、モクズガニの幼体4匹、シオカラトンボの幼虫8匹、コガタシマトビケラの幼虫6匹が捕れました。ブルーギルはナーセリーの畑の肥料に、アメリカザリガニは玉津第一小学校で飼っている魚の餌に持ち帰りました。

参加者のようす

明石川ではヒラテテナガエビやドジョウなどの神戸市絶滅危惧種がたくさんいて、オイカワやヌマエビなどは何百匹という単位でたくさんいました。絶滅危惧種の生き物が思っていたよりたくさんいて、よかったと思いました。でも外来種を駆除しているのを見て、環境を守るためには大切だけど、かわいそうだと思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

午後は田中川用水路のドブ川で1時間調査をして、モツゴの幼魚~未成魚4匹、ミナミメダカの未成魚~成魚3匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約200匹、アメリカザリガニの幼体~未成体2匹、モクズガニの幼体~未成体2匹、マシジミの未成貝~成貝9匹、マツカサガイの未成貝1匹が捕れ、他にヒメタニシやカワニナも捕れました。アメリカザリガニは玉津第一小学校で飼っている魚の餌に持ち帰りました。ドブ川ではアメリカザリガニやミナミメダカやマシジミなどがいました。あとはマツカサガイというとても珍しい二枚貝がいました。こんなドブ川でも、ミナミメダカやマツカサガイなどの珍しい生き物がいるということで驚きました。マツカサガイを見つけたのは自分たちじゃないけど、すごいと思いました。

その他

報告担当:トライやるO中学校(中2) *トライやる・ウィークとは、中学生が5日間、職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通して、働くことの意義や楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒1人1人が自分の生き方を見つけられるよう支援するものです

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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