活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年08月30日

実施場所:

神戸市~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

10月下旬に明石川下流でエクスカーションがあるので下見も兼ねて明石川下流で調査をしました。2時間で、ボラの未成魚8匹、オイカワの成魚5匹、コイの未成魚1匹、オオクチバスの未成魚1匹、シマイサキの幼魚1匹、テングヨウジの未成魚1匹、ニホンウナギの幼魚~成魚2匹、マハゼの未成魚3匹、ゴクラクハゼの成魚1匹、ウロハゼの成魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約150匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約50匹、テナガエビの幼体~未成体約30匹、ミナミテナガエビの成体3匹、ヨシエビの未成体1匹、モクズガニの幼体~成体7匹、クロベンケイガニの未成体~成体2匹、アオモンイトトンボの幼虫約30匹、ユスリカ科の幼虫約40匹、コガタシマトビケラの幼虫1匹が捕れました。オオクチバスは小学生メンバーが駆除をして肥料用に持ち帰りました。

参加者のようす

以前、大学生サポーターがオオヒライソガニ属を捕まえた場所の川底に死んだボラ2匹を置いて、またオオヒライソガニ属が寄って来ないか気にかけていると、いつの間にか1匹はどこかに消えていました。モクズガニかオオヒライソガニ属が持って行ったのなら嬉しいです。投網でボラを捕まえていると他の小中学生メンバーもタモ網でボラを捕まえていて、俺より捕まえるのが上手くて見ていて危機感を覚えました。「もっと努力しないと」と思いました。

感想・気づいたこと・考えたこと

昨年、神戸市東灘区の住吉川の河口でガンテンイシヨウジを捕った時に「もうヨウジウオの捕り方はわかった」と冗談交じりに言っていたら、本当に明石川下流でもテングヨウジが捕れて一瞬頭が真っ白になりました。テングヨウジは玉一アクアリウムの調査で明石川で数回捕れていますが、2人目に捕まえたのが俺で幸せでした。大きなウナギの成魚も捕れたので、エクスカーションの時にも捕れて、みんなに見せてあげられたらいいなと思いました。

その他

報告担当:NR(高2サポーター)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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