活動レポート

活動レポート

田中川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年08月09日

実施場所:

神戸市 明石川支川田中川用水路

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

いくつかある田中川の用水路のうちの1つで調査をしました。30分間で、ミナミメダカの幼魚~成魚約60匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約130匹、ヌマガエルのオタマジャクシ2匹、コオイムシの幼虫~成虫約10匹、コミズムシ(昆虫)の成虫1匹、ヒメガムシの成虫6匹、マメガムシの成虫約20匹、キイロヒラタガムシの成虫5匹、ミズアブ類の幼虫約10匹、ギンヤンマの幼虫1匹、シオカラトンボの幼虫約30匹、ウスバキトンボの幼虫約10匹、アオモンイトトンボの幼虫6匹がとれました。

参加者のようす

今回調査をした用水路は、田中川用水路の中でも小さくて浅くて水がきれいな用水路です。暑いので短い時間の調査でしたが、おなかに卵をつけたミナミメダカの成魚や卵を背負ったコオイムシの幼虫など、メダカや水生昆虫がたくさんとれました。ミナミメダカの成魚は、モツゴみたいに大きくて驚きました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ウスバキトンボの幼虫もとれました。今、畑の上をたくさん飛んでいるトンボがウスバキトンボで、その幼虫だと知りました。大きなギンヤンマの幼虫がとれたのが一番うれしかったです。調査が終わって、全部リリースしました。最後までバケツに残っていたのはヤゴでした。

その他

報告担当:KR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、活動レポートを送ってくれてありがとう!
6月の調査とちがって、こちらの田中川用水路はきれいな用水路なのですね。同じ用水路でもヘドロで悪臭(あくしゅう)を放つ場所、一方ではきれいな場所、何が水を汚(よご)す原因(げんいん)なのでしょうね?そして、どんなちがいがあるのでしょう?これまで、いろいろな場所で調査を行なっているみなさんなら、きっと分かると思います。外来種(がいらいしゅ)の駆除(くじょ)をしつつ、明石川を守り育てるために、どんな活動を行なったらいいか、みんなで話しあって取り入れてみてもいいと思います。ぜひ、自分が思っているアイデアを出しあって相談してみてくださいね。今後の活動を楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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