

ゆうゆう学童こどもエコクラブ (栃木県)
虫が光に集まる習性を利用し、夜間に虫を捕獲・観察するライトトラップを初体験しました。
子どもたちが普段生活している学童保育施設を基地として、特に夜行性の昆虫について、親子で観察できました。
冬季の外遊びで利用している白熱電球の投光器を2器とも設置しました。
窓の内側から虫に接触せずに観察できるようにしたので、直接触ることが苦手な子どもも安心して観察できました。
捕獲したい子どもは、アミを持って親子で採集し、飼育ケースの中で水分を与えたり、昆虫ゼリーを与えて観察をしました。
今年のお盆は梅雨のような小雨が続いていましたが、日暮れとともに雨が止みました。19時から灯火を開始して、お米粒くらいの虫が集まり始めると、コガネムシやスズメガの成虫も集まるようになりました。
雨上がりなので、カブトムシやクワガタは来ない可能性があると理解した上で参加した子ども達は、蛾や小型の甲虫でも飛び上がって喜んでくれました。
白い布は使用せず室内から窓の外に光を向けていたところ、ガラス面では滑り落ちてしまう種類の虫がいることに気付きました。
子どもの提案で、網戸があったほうが虫にとって足場になるので捕獲・観察しやすいことが実証されました。
見付けた昆虫:エビガラスズメ、カラスヨトウ、メイガの仲間、ヒメコガネ、アオドウガネ
参加世帯:4家族(児童6名のほか、赤ちゃんから親世代まで集まりました。計13名)
生活の中で見付けた(撮影しておいた)昆虫の同定や、家族同士で生き物に関するエピソードの交流会もできました。
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
ゆうゆう学童こどもエコクラブ(栃木県)
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