

玉一アクアリウム (兵庫県)
四万十川財団の中平さんに奥四万十の穴場に連れて行っていただき、一緒に調査もしてくださいました。1時間30分で、タカハヤの幼魚~未成魚6匹、カワヨシノボリの未成魚~成魚25匹、ツチガエルの成体2匹、サワガニの幼体~成体7匹、ナベブタムシの成虫1匹、モンキマメゲンゴロウの成虫1匹、ヒラタドロムシの幼虫約50匹、コオニヤンマの成虫1匹、オジロサナエの幼虫4匹、コヤマトンボの幼虫5匹、ヘビトンボの幼虫4匹、ヤマトクロスジヘビトンボの幼虫4匹、スズキクラカケカワゲラの幼虫2匹、オオヤマカワゲラの幼虫2匹、ヒゲナガカワトビケラの幼虫約30匹、ウルマーシマトビケラの幼虫2匹、ムナグロナガレトビケラの幼虫2匹、カクツツトビケラ属の幼虫3匹、ニンギョウトビケラの幼虫1匹、コバントビケラの幼虫1匹、チラカゲロウの幼虫2匹、キハダヒラタカゲロウの幼虫2匹、ナミヒラタカゲロウの幼虫1匹、シロタニガワカゲロウの幼虫約50匹、キイロカワカゲロウの幼虫3匹、オオトゲエラカゲロウの幼虫1匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫約10匹、
シロハラコカゲロウの幼虫2匹、フタバコカゲロウの幼虫2匹、ミツオミジカオフタバコカゲロウの幼虫1匹が捕れました。中平さんが連れて行ってくださった四万十川支流の奥四万十の穴場は、空気が澄んでいて水蒸気で川霧が発生していてとても幻想的でした。川の中で調査をしていてコオニヤンマの成虫が頭にとまるために近くに飛んで来て、目の前に来た時に手で捕まえようとしたら本当に捕まえられてビックリしました。幻想的な景色にみんな息を飲んでいました。小学生メンバーもとても生き生きと調査をしていて色々な生き物が沢山捕れていました。四万十川水系は水生昆虫の密度が濃くて、川の中の何処にどの種類の水生昆虫が多くいるのかがとてもよくわかったので、明石川で調査をする時にとてもいい参考になり嬉しかったです。
調査の後、中平さんに四万十川の別の支流の山奥にあるアマゴの養殖場に連れて行っていただきました。ここのアマゴの養殖は薬を使わない無投薬の方法でやっていて、アマゴの匹数を少なくして、飼育池に水を次々と流していくのではなく、源泉からそれぞれの飼育池に独立して流すことにより病気が出ても1つの飼育池で済ませられるなど、アマゴにも人にもやさしい養殖場だなと思いました。生き生きと元気に泳いでいてアマゴが喜んでいるように見えました。夕食は中平さんが捕まえてくださったアユの塩焼きと四万十川財団のイベントで披露する予定の試作のアユの唐揚げと竹で炊いた竹ご飯を中平さんにごちそうになりました。アユの塩焼きはドンピシャの塩味で「四万十川の鮎を知り尽くしているんだな」と思いました。アユのぶつ切りの唐揚げは衣がサクサクで中がホクホクで、今まで食べてきた唐揚げの中で1番美味しかったです。モウソウ竹を器にして炭の上で炊いたご飯は、ちょうどいい竹の風味で美味しかったです。疲れきった体にとても美味しいご飯を食べられて、みんな「美味しい美味しい」と食の幸せを噛み締めていただいていました。
報告担当:NR(高2サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)
玉一アクアリウム(兵庫県)