活動レポート

活動レポート

オオキンケイギクの駆除と平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年05月25日

実施場所:

神戸市 明石川中流 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川中流の土手でオオキンケイギクの駆除をしました。元々は人が植えて大切に育てていましたが、植えた人も増えたら困る外来種の植物だと知って「抜いてもかまわない」と言ってもらったので調査の前に抜きました。1本ずつや数本を一緒に抜くと、わりと簡単に抜けました。すぐに45Lのごみ袋4つがいっぱいになりました。「きれいなのに」と思いながらもこれ以上増える前に抜きました。まだ残っているので今度抜きます。

参加者のようす

明石川は雨で少し増水していたので、近くの平野大池用水路で1時間調査をして、ドジョウの幼魚~成魚9匹、オイカワの幼魚~成魚7匹、モツゴの幼魚~成魚6匹、ミナミメダカの成魚5匹、タモロコの未成魚~成魚3匹、シマヒレヨシノボリの成魚3匹、ヌマガエルの成体1匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約110匹、アメリカザリガニの幼体~成体43匹、テナガエビの未成体~成体13匹、スジエビの未成体~成体2匹、コガムシの成虫2匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫5匹がとれました。アメリカザリガニは、学校で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギのえさに持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

この前の平野大池用水路調査では、帰る直前になってアメリカザリガニがたくさんいる場所が見つかって全部とりきれなかったので、今回はアメリカザリガニをとるために平野大池用水路に来て、アメリカザリガニはこの前以上にとれましたが、アメリカザリガニ以外の生き物も思っていたよりたくさんとれました。生まれたばかりのドジョウの幼魚が何匹もとれて小さくてかわいかったです。

その他

報告担当:SK(小5)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
拍手する

142 拍手

クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

これまでの報告

クラブの活動レポート一覧

活動レポート一覧