活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年05月11日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路

参加メンバー&サポーター数:

10人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川水系の平野大池用水路で調査をしました。1時間30分で、オイカワの幼魚~成魚約60匹、モツゴの幼魚~成魚約10匹、ミナミメダカの成魚3匹、ドジョウの成魚2匹、シマヒレヨシノボリの成魚2匹、コイの未成魚1匹、アカミミガメの幼体9匹、ヌマガエルの成体2匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約100匹、アメリカザリガニの幼体~未成体41匹、テナガエビの未成体7匹、スジエビの未成体~成体4匹、ヒメガムシの成虫1匹、コシマゲンゴロウの成虫1匹、ギンヤンマの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫6匹、アオモンイトトンボの成虫1匹が捕れました。用水路の土手ではニホンカナヘビの成体2匹が捕れました。

参加者のようす

アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に、アメリカザリガニは玉津第一小学校で飼っているオオクチバスとブルーギルとニホンウナギの餌に持ち帰りました。その後、平野大池の様子も見に行きました。調査では、今年入会したメンバーや見学に来られた保護者の方々やメンバーの姉弟など、僕は初めて会う人がたくさんいて少し緊張しました。小学生メンバー達がすごい勢いで調査を進めていくので、時々皆から置いていかれそうになりました。

感想・気づいたこと・考えたこと

天候が悪く雨が降りそうでしたが、なんとか持ちこたえてくれました。用水路の泥で出来た陸地にアカミミガメが産卵していたようで、アカミミガメの小さな幼体がこの付近でまとまって捕れました。アカミミガメがたくさん捕れて少し残念な気持ちもありましたが、ドジョウやオイカワ、モツゴが捕れたのは嬉しかったです。平野大池の水位が増していてコウノトリが見られなくなると聞いて少し悲しかったです。

その他

報告担当:SU(中3)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
今回調査した用水路は三面コンクリートでしょうか。
写真を見ると幅が広くないので、捕獲用(ほかくよう)の網(あみ)で総ざらいするような形での採集も可能ではないでしょうか。
調査方法を教えてもらえるとうれしいです。
新メンバーが参加したとのことですが、どのような指導や面倒を見てあげたかも教えてくださいね。
さて、今回の平野大池用水路の調査結果を見て、どのようなことに気づいたでしょうか。
アカミミガメがたくさん捕れて残念とのことですが、前回は何匹だったのでしょうか。
そのアカミミガメを駆除(くじょ)から駆逐(くちく)するためにはどうしたらよいのかを、
メンバーみんなで話し合うなどして積極的な活動をしていってくださいね。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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