玉一アクアリウム (兵庫県)
10月に続き電車に乗って神戸市東灘区の住吉川で調査をしました。住吉川は町の中を流れるとても綺麗な都市河川です。住吉川中流~河口まで3時間調査をして、住吉川中流では、カワムツの幼魚~未成魚約75匹、タカハヤの幼魚~成魚約70匹、カワヨシノボリの幼魚~成魚約60匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約1000匹、モクズガニの幼体~成体約10匹、コシボソヤンマの幼虫3匹、コオニヤンマの幼虫1匹、コヤマトンボの幼虫1匹、ダビドサナエの幼虫3匹、オジロサナエの幼虫3匹、オナガサナエの幼虫1匹、ヒメドロムシ類の成虫1匹、フタツメカワゲラ属の幼虫7匹、ニンギョウトビケラ属の幼虫2匹、ヒロアタマナガレトビケラの幼虫1匹、モンカゲロウの幼虫1匹、チラカゲロウの幼虫1匹、シロハラコカゲロウの幼虫約30匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約10匹、フタバコカゲロウの幼虫2匹が捕れました。
明石川では源流の蛇谷川でよく捕れるモンカゲロウが中流で捕れて、すごいなと思いました。水温が低いのと水が綺麗だからだと思いました。住吉川下流ではアユの成魚が群れで泳いでいて、婚姻色の赤いサビアユもいました。産卵床付近では調査をせずに避けて通りました。住吉川下流では、カワムツの幼魚~未成魚約10匹、ヨシノボリ類の幼魚~成魚約30匹、ゴクラクハゼの未成魚5匹、スミウキゴリの成魚1匹、ヒナハゼの未成魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約500匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体5匹、テナガエビの未成体1匹、モクズガニの幼体~成体約10匹、コシボソヤンマの幼虫2匹、コオニヤンマの幼虫1匹が捕れました。
住吉川河口では、タカハヤの未成魚2匹、チチブの未成魚~成魚4匹、スミウキゴリの成魚3匹、ミミズハゼの成魚2匹、ヒナハゼの未成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、テナガエビの未成体~成体6匹、スジエビモドキの未成体~成体約10匹、ユビナガスジエビの未成体1匹、ケフサイソガニの幼体~成体約30匹、モクズガニの幼体~成体5匹が捕れました。前回は牡蛎殻で足の指を切ったので、今回はウェーダーを着て怪我の心配もなく調査できて楽しかったです。河口で小さめの黒いテナガエビのようなエビが捕れて「スジエビモドキじゃないな」「なんやろ?」って不思議に思いました。ユビナガスジエビとわかり、2日前の大雨で六甲山からの黒い腐葉土が住吉川を流れて河口の川底に溜まり、ユビナガスジエビもまわりの色に合わせて黒く変化したようです。上流~中流にいるはずのタカハヤ2匹も河口近くにいましたが、2匹とも痩せていたので泳ぐ力が弱くて流されてきたと思いました。
報告担当:NR(高1サポーター)
玉一アクアリウム(兵庫県)
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