まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
畑に集合して、小麦とお麦の苗の麦踏み・レモンの収穫・大根の収穫を行った後に、会場を海岸に移動して海藻拾いを予定していましたが、今年は暖冬で海藻が育っていなかったので、岩海苔の採捕と磯観察を行いました。
蟹歩きで、小麦と大麦の苗を踏んで、苗がブンケツして、沢山の実が収穫できることを期待して、頑張って麦踏みを行っていました。
レモンの木には、鋭い棘が有り、苦労してレモンを収穫していました。大根は試験的に収穫しました。大根の種を撒いた季節が遅かったので、成長は少し遅いですが、スクスクと成長していました。何本も大根を取りたいと、だだをこねる子も居ましたが、もっと大きくになってから、収穫する事を約束しました。収穫時には、大根を煮出して、食べる収穫も行いたいと、言っていました。
今回の活動の本命は、海藻の採取予定でした。残念ですが、今年は外気温が高く海藻が育たなく、海岸に漂着してなかったので、堤防沿いの青のり素となる海藻の採取と、海藻に寄り添っている生き物の観察を実施しました。堤防に付着しているマキガイ類・イソギンチャク類・環形動物等を、じっくりと観察していました。
今回で、麦踏みは3回目となり、小麦と大麦の苗がブンゲツして、苗が増殖(多く)なている事に、驚いていました。大根や白菜も踏みつけたらブンケツして、収穫量は多くなるの質問には、多分、枯れてしまうか?成長が遅くなると答えました。
基本は、イネ科植物はブンケツするので、稲もブンケツはしているので、運が良ければ収穫量が増えるかもしれないので、今年は、稲も田んぼに水を溜めない場所を設けて、実験してみる事にしました。
水が有る状態で踏みつけると、葉っぱが水に沈んで、空気(酸素)を吸えないので、枯れてしまう可能性が有る事を伝えました。先ずは、実験してみれば、結果は体験から知れます。