活動レポート

活動レポート

神戸市環境局訪問と生田川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年10月31日

実施場所:

神戸市 神戸市環境局 生田川

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

自然学校の代休だったので、バスで三宮に行き、遅くなった2023年改訂版明石川オリジナル図鑑の原本とエコ活コンクールの壁新聞を届けるために神戸市環境局を訪問しました。そのあと歩いて生田川に行きました。

参加者のようす

生田川に着くと、いつも調査している場所は工事で立入禁止になっていて入れませんでした。前に来た時は小さな網しか持って来ていなくて、ニホンウナギの成魚をとり逃がしてしまったので、今日はリベンジのために大きな網を持って来ていたので、とても残念でした。生田川が工事だったので「今日は調査ができないかも」と、あきらめかけていたら少し上流に川に下りられる場所が見つかって、3面コンクリートだけの浅い場所しかない所だったけど、調査ができてよかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

1時間の調査で、カワヨシノボリの未成魚~成魚3匹、ミズムシ(甲殻類)の幼体~成体8匹、フタツメカワゲラ属の幼虫1匹、シリナガマダラカゲロウの幼虫2匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約20匹、シロハラコカゲロウの幼虫約10匹、フタバコカゲロウの幼虫1匹がとれました。いつもの場所よりもとれる種類も数も少なかったけれど、石の下や落葉の下や藻の中を探してとることができてうれしかったです。

その他

報告担当:YA(小5)

玉一アクアリウムのみんな、生田川調査の報告ありがとう!
2023年改訂版明石川オリジナル図鑑が完成したようですね。今年の改訂版がどのようになったのか興味津々(きょうみしんしん)です。
生田川では、調査が行えてよかったですね。いつもとちがう調査地ですが新たな発見もあったのではないでしょうか?調査地の3面がコンクリートの川は、治水(ちすい)を重視(じゅうし)した造りになっています。災害の軽減と生きものの生息域の確保をどうしたらよいか考えるきっかけにもなると思います。一方で、3面がコンクリートの川でも、しっかり魚や昆虫が生きていました。そのたくましさにも感心してしまいますね。
2023年は、猛暑の夏でした。この1年間の活動を振り返り、生きものたちの今年の生き様を記録しておくことは大切なことだと思います。年間の活動をまとめ、来年に向けての取り組みを考えていってください。次のレポートも待っています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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