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【2025 壁新聞道場!】たのもーーーう!愛知県 その1

2025.09.17 掲載

愛知県からは3枚の壁新聞の応募があったよ。
西澤師範よろしくお願いします!

豊明市「豊明エコキッズ」
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半田市「半田こどもエコクラブ」
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万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」みんなからのメッセージ
今の活動が豊明の自然を他の人に伝え、皆で大切にしていく大事な活動だと思います。私たちが大人になったときにも変わらず皆瀬川や二村山に生き物がいる未来につながっていると思います。
今、クリスマスの時期に入っているから、なんかキラキラ明るくて、お店にはいっぱいプレゼントがならべられています。 いいな、ほしいなと思います。テレビで戦争のニュースを見たり、 野菜やお米、ガソリンも上がっているみたいで、お父さ んもお母さんもぶちぶち言っています。地球温暖化で今年の夏もすごく暑かったです。
エコクラブの活動では、カヌー体験が7月にやれないで9月になりました。体育や運動会でも暑くて大変です。未来については、自然がこわれていることから起きていると思います。だから私たち子どもでもできることで自然を大切にした いと思います。食べ残しをしないとか物を大切にするとかゲームをしすぎないとかです。自然がいっぱいあって、暑すぎない夏で、世界で起きている戦争なんかない未来がいいです。

豊明エコキッズのみなさんへ
師範から一言!
豊明エコキッズのキャラクター、リバッパをタイトルとして中央にドーンとおいた構成がとてもよく、「おっ、読んでみよう」という気にさせられる新聞です。豊明エコキッズの1年間の活動が8つのテーマで色分けされ、写真をたくさん使って活動内容が分かるようになっています。活動内容もごみ清掃から、水質調査、畑での野菜栽培やエコクッキング、地域への情報発信のための環境フェスタでのブース出展と、とても活発に活動しているクラブだということがよく分かります。
とりわけ「水質パトロール」の報告では、2カ所の川辺調査について紹介していますが、17年間も同じ場所で調査を続けられていること、そしてその記録をきっちりと残していることは素晴らしいです。調査には地域の団体の協力を得て、本格的な道具を使って調査できているようです。どちらの川辺も比較的に水質はよく、川にいる生きものがたくさん見つかってよかったです。それぞれの川辺の活動について川辺の様子の写真とそこに住む生きものなども上手なイラストで描かれているので、大変分かりやすいです。

とっておきのゴシドウ★
「水質パトロール」の活動感想で、「下りゅうより上りゅうのほうが水がきれいで住みやすい場所だとわかりました。」とありますが、皆瀬川のAポイントの坂畑公園とBポイントの道山のどちらが上流なのでしょうか。川の地図もついているとさらに読んでいる人に分かりやすい記事になったのではと思います。また、この2つの川辺の土手がコンクリートの場所と草が生えている場所のようですが、周りの虫や鳥などの生きもの観察をすると、また面白い調査になるのではないかなと思います。いずれにしても清掃や調査、野菜栽培など継続するのが大変な活動ダと思うので、これからの豊明エコキッズの活動を応援していきたいです。


半田こどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
半田こどもエコクラブが活動する地域は海に近く、干潟まであるなんて羨ましい。トビハゼを守る活動があることもこの新聞を読んで初めて知りました。海岸清掃のあと、トビハゼを放流したとありますが、放流したトビハゼはどこで誰が育てたのかな、そのあたりももっと知りたくなりました。さらに海の活動では夏のシーカヤックやカヌー体験も普段なかなかできないとても貴重な体験ができましたね。最近は異常気象による大雨や夏の暑さで外での活動がどんどんできなくなっている中、半田こどもエコクラブのみんなは外での活動がんばっていること大変嬉しく思います。
また、竹を使っての流しそうめん、自分たちで作ったコップとはしで食べたようで、味も最高だったに違いありません。そして、楽しいイベントの様子だけでなく、今私たちが抱えている問題についても触れることを忘れずに、竹林が増えると大雨が降ったときに土砂崩れが起こりやすくなることもイラストで描いてあるところも素晴らしいです。

とっておきのゴシドウ★
トビハゼ放流やシーカヤックの活動で登場する「山田先生」は半田こどもエコクラブの環境の先生なのかな。半田こどもエコクラブのメンバーは山田先生がどんな先生がみんな知っていると思うけど、新聞を読んだ人は「誰だろう」と気になるので、吹き出しとかのコラムで、山田先生の紹介をしてほしかったです。
次に、タイトルが「地球の自然大発見」とあったので、どんな発見をしたのかなと読みはじめました。活動の中でたくさんの発見があったことは、記事をそれぞれ読んでいくと分かるのだけど、せっかくこのタイトルをつけたのだから、壁新聞のデザインとして、たとえば小さいタイトルに「大発見1」とか「大発見2」のあとにそれぞれの記事の驚いたことなどを見出しにつけて新聞をまとめてみても良かったのかなと感じました。

地域事務局からの応援メッセージ【半田市】
半田こどもエコクラブは、地域の自然環境を通して、子どもたちに生き物に触れる機会を与え、子どもたちの心を「やさしく」「豊かに」形成することを目的としており、 山林や竹林、海や河川での自然体験を行いながら、環境問題について学ばれるなど幅広く活動されています。 
さらに、長年にわたり地域の海岸等の浄化活動に努めたことが認められ、令和5年6月に地域環境美化功績者表彰を受けられました。 今後も活動が継続されるよう地域事務局として支援していきます。

西澤師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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