

2025.07.16 掲載
青森県からは5枚の応募があったよ。その中から2枚をご紹介。
岡本師範よろしくお願いします!
十和田市「緑と太陽の保育園グリーン・キッズ」 SDGs
グリーンキッズのみなさんへ
師範から一言!
ごみをすくなくするには、たべものをのこさない。おもちゃはすぐにはすてないでだいじにつかうことをみんなはおしえてもらいましたね。もっとすばらしいやりかたがありました。そうです!たべものののこりものをひりょうにして、はなをさかせたり、おいもをつくったりすることができるのです。
こんかい、みんながやったことは、なまごみをダンボールコンポストでひりょうをつくるちょっとむずかしいことにチャレンジしました。おとなのせんせいにおしえてもらいながら、ひりょうづくりにちょうせんしました。
コンポストでひりょうにへんしんするのは、コーヒーかす、つかいおわったあぶら、のこったはくさいやほうれんそう、さつまいもやじゃがいものかわ、たべこぼしたおやつもよいですよ。
6がつ1にちからスタートして、たべものがどのようにへんしんするかを、しっかりとかんさつしました。とちゅうで「かび」のようなものをはっけんしました。ゆげがでてあったかくなることもわかりました。さらさらのこなのようになることや、どろどろのものにへんしんすることにもきがつきましたね。なまごみがひりょうになるためには、こんなへんかがあるのですね。みんながしっかりとかんさつしていたことで、いろいろなことがはっけんできましたね。すばらしいことですよ。
10がつになってプランターのつちに、みんながつくったひりょうをまぜて、はなをうえたのですね。ひりょうをいれないのと、いれたのでは、はなのさきかたがちがっていたみたいですね。ひりょうをいれたほうは、はなが はやく さいたようですね。よかった!
とっておきのゴシドウ★
コンポストでよいひりょうをつくるためのだいじなこともみんなははっけんしました。たべものをこまかくすること、ときどきかきまぜること、くうきのとおりをよくすることなどがだいじですね。
じつは、わたしもなまごみやおちばをプラスチックのコンポストボックスにいれてひりょうをつくっています。そのひりょうでじゃがいもやなす、きゅうり、とまとをそだてています。みかんもそだてていますよ。
らいねんは、コンポストでできたひりょうでやさいをそだてたいとのこと、そだててみんなでたべるのがたのしみですね。
10きろぐらむのごみをへらすことができたとのこと、とってもすばらしいです。
ダンボールのなかは、とてもあたたかかったとのことで、つちのおんどもはかってみたいとのこと、よいところにめをつけましたね。めにみえないびせいぶつが、たべものをぶんかいするときにおんどがでるのですね。ぜひおんどをはかってみてください。
らいねんのみどりとたいようグリーン・キッズのしんぶんがたのしみです。
地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
段ボールコンポストを利用して、生ごみの削減にチャレンジした様子が、観察記録や写真などで わかりやすくまとめられています。これまでごみだと思っていた生ごみが、コンポストで堆肥に 「へんしん」して、花を咲かせたり野菜を育てたりするのにつながることが、活動を通じて 実感できたのではないでしょうか。米の野菜づくりなどの活動も楽しみですね。
地域事務局からの応援メッセージ【十和田市】
初めてダンボールコンポストにチャレンジする子どもたちが多かったと思いますが生ごみが堆肥に変化していく様子を楽しみながら取り組むことができましたね。
日向と日陰でできる堆肥の違いや、それぞれの堆肥による花の成長速度の違い など、様々な学びがあったことがわかります。今回の活動で生まれた疑問や好奇心は ぜひ次回の活動で試してみてください。
グリーンキッズ・ミニのサポーターのみなさんへ
師範から一言!
「ぼくは生ごみを分解し、栄養豊富な土を作ることができるんだよ!すごいでしょ?」って新聞の最初に書いてあります。保育園の君たち、あなたたちがこんな難しいことをやったとは、びっくりです。とっても素晴らしいことです。拍手!拍手!です。
実は自然の中では、同じことをやっているのです。秋、冬になると葉っぱが枯れて地面に落ちます。すると土の中にいる菌が葉っぱを分解して、肥料にして栄養豊富な土にしてくれます。その土のお陰で植物はまた大きくなったり、果実を作ったりします。地球はこれまでにとっても暑い日がありました。反対にとっても寒い日もあり、地球が全部氷になってしまう日もありました。こんな中で植物は生き延びてきたのですね。自然を見習って、皆さんは素晴らしい体験をしたのですよ。自慢して良いですよ。
さらに古新聞で窓ふきをするととってもきれいになることも体験しました。トイレットペーパーのしんで花火を作ったり、ヤクルトの容器でこいのぼりを作ったりして、ごみとして捨てないで工夫するととても楽しいものができることも体験しました。私もチラシを折り紙にして恐竜やチョウチョを作ったり、牛乳パックの空箱で小鳥のエサ箱を作ってシジュウカラやヤマガラが飛んでくるのを楽しみにしています。
毎日の暮らしの中で使い終わってごみになる物もちょっと工夫すると楽しい使い方ができますよ。飲み終わったペットボトルとお弁当に使った魚型の醤油さしで、魚が沈んだり浮かんだりするおもちゃもできます。
この次にはどんな楽しい使い方ができるかの報告を楽しみにしています。
とっておきのゴシドウ★
十和田市が進めているごみの減量とリサイクルの推進とは、どう言う事かな?一言で言うとごみを増やさないと言う事ですね。子ども達と「ごみを増やさない。ごみを出さないようにするためには、どうしたら良いだろうか?」を最初に一緒に考えて、発表することをやってみましょう。
食べ物については好き嫌いをなくすことは嫌いなものが食べ残しにならないので良いですね。食べ物を買う時には、あまりたくさんの量を買わないことも大事です。食べきれないこともごみを増やすことにつながります。
今回、みんながやったことは食べ物の残り物で、肥料を作ること、コンポストに挑戦しました。食べ物の残り物だけでなく、料理で使わないジャガイモやにんじん、ダイコンの皮を捨てないで肥料を作ることに挑戦しました。守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢でごみを減らす事にしたのですね。とっても素晴らしいやり方だと思います。
地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
皆さんが自分たちの手で段ボールコンポストを使った堆肥づくりに取り組んだ様子がわかり ます。初めての挑戦で不安なこともあったと思いますが、皆さんが楽しんで取り組め ていたら嬉しいです。また、古い新聞やトイレットペーパーの芯などを使って、保育園 をきれいにしたり、素敵な作品を作ったりと、皆さんのきれいな心が活動に現 れているように思います。
地域事務局からの応援メッセージ【十和田市】
コンポストへの生ごみの投入を通して、食べられない野菜の皮も資源として利用する 体験ができましたね。その触感やにおいを感じながら遊んだり土を混ぜたり、楽しんで 活動する様子が窺えます。古新聞や廃品を用いたエコ活動は各家庭でも取り組むこ とができる活動ですので、園から子どもへ、子どもから家庭へとエコ活動の輪を広げて
いってほしいと思います。
岡本師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
ご意見ご感想もお待ちしております!
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