活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年03月08日

実施場所:

明石市 明石川下流用水路

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

2月21日に来た時に、モツゴが大量発生していたという下流の用水路で調査をしました。投網やタモ網で、スジエビ500匹以上と、テナガエビ1匹と、モツゴ2匹と、ブルーギルの幼魚2匹がとれました。その他に、メンバーが、アカミミガメの成体1匹も見つけました。

参加者のようす

次々にとれる大小のスジエビに、メンバーたちは、「あ~明石川本川のスジエビやったら、からあげにしたら、めっちゃおいしいのに~~~!」と、とても残念そうでした。この用水路は明石川の合流点に土砂がたまって、明石川に流れなくなり、底にヘドロがたまって、水が臭くなっています。

感想・気づいたこと・考えたこと

1ヵ月ぐらい前に、この用水路で調査をした時は、ものすごい数のモツゴがいたのに、今日の調査では、ほとんどがスジエビでした。とれた2匹のモツゴはガリガリにやせていて、食糧不足になった大量のモツゴが、弱ったり死んだりして、今度は、それをエサにしてスジエビが盛り返したと思いました。自然のすごさと、自然のバランスを失った時のこわさを感じました。ブルーギルは駆除をして、その他は、すべて明石川本川にリリースしました。

その他

報告担当:UI(小5)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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