


下妻こどもエコクラブ さんぽの楽校 (茨城県)
農業用のため池である砂沼と田んぼを繋ぐ江連用水には、どんな生き物がいるかを調査しました。1歳と4歳の男の子が参加し、魚やザリガニ、ドジョウなどを網ですくって捕まえました。
また、用水路の中にビニール袋や塩ビ缶が捨てられているのを発見し、可能な限り回収しました。
見つけた生き物
フナ:10匹
ドジョウ:2匹
ツチフキ:2匹
アメリカザリガニ(成体・幼体):複数
アマガエル:1匹
ヒメタニシ:3匹
大人も子どもも夢中で生き物を捕まえ、観察していました。
4歳の子はザリガニがお気に入りで、爪ぐらいの大きさの赤ちゃんザリガニから幼体、大きな成体まで様々な大きさのものがいることに驚いていました。フナやザリガニを観察し、絵に描く様子も見られました。
そして「赤ちゃんザリガニを育ててみたい」と言っていました。
また、用水路の中にビニール袋などのゴミが捨てられているのを見つけ、一生懸命拾おうとし、「もっとゴミを拾いたい」と意欲的でした。
1歳の子は魚に大喜びで、小さな網で何度もすくってケースに入れ、魚やドジョウをじっくりと観察していました。また、草むらから金色のアマガエルが飛び出したのを見つけ、捕まえていました。とても楽しかったようで、午前だけではなく午後も生き物観察をしていました。
今回の調査では、地域の用水路に生息する多様な生き物を確認するとともに、子どもたちが身近な自然環境への理解と関心を深める機会となりました。
この豊かな自然環境を守るためにも、今後も継続して観察およびゴミ拾いなどの環境保全活動に取り組んでまいります。この活動を通して、子どもたちがゴミを平気で捨てる人ではなく、生き物や自然を大切にする人に成長してほしいです。
記録:さんぽの楽校 校長エリザベス


霧をつかまえてみよう
下妻こどもエコクラブ さんぽの楽校(茨城県)
サンタでゴミ拾い
下妻こどもエコクラブ さんぽの楽校(茨城県)
秋の江連用水の生き物調査・ゴミ拾い
下妻こどもエコクラブ さんぽの楽校(茨城県)