

里山みんなの未来くらぶ (滋賀県)
田植えイベント2回目を開催しました。この日は午前の部、午後の部ともに幼児さんが多く、にぎやかでした。田植えをするお米の品種は「あさひ」で、過去から一度も農薬をかぶっていないものをいただいてずっと種を繋いでいます。自然栽培では、幼苗でなく有る程度育った成苗を植えていくことで病害虫防除の農薬をまかなくて済みます。また、1本だけ植えて、大きく育ってもらいます(機械は3~4本一緒に植えているそうです)。そうすることで苗の本数も節約できます。
初めての泥んこに怖くて泣き出す子、泥の中を気持よさそうに泳ぐ子、動きづらいなか頑張って走ってみる子、そして田んぼの小さな生き物探しをする子、職人のように苗を植えてくれる子、様々な姿が見れて嬉しかったです。おとなの方からは、こどもに貴重な経験をさせてあげられたとというご感想もいただけました。
田植えだけでなく、子供が泥だらけになたっり、足の自由がきかないなか試行錯誤したり、自然のなかで思い切り走り回る経験が現代社会ではなかなかできなくなってきているので、そのような機会を持ってもらえたらと思いイベントを開催していますが、沢山の人に参加してもらえてよかったです。この原体験をもとに、自然環境を考える人がより増えて貰えたらと思います。