活動レポート

活動レポート

外来種で育てた野菜の収穫と田中川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年06月28日

実施場所:

神戸市 フルーツフラワーナーセリー 明石川支川田中川水路

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 農業・栽培 農業・栽培

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

調査の時に駆除をしたオオクチバスやブルーギルやアカミミガメやアメリカザリガニなどの外来種を、ナーセリーの畑で肥料にして育てた野菜や果物を観察しました。スイカやメロンは実が大きくなっていて、トマトは赤くなっていたので大玉トマトとミニトマトを収穫しました。甘くておいしかったです。

参加者のようす

明日は田んぼの楽校があって、玉一アクアリウムも生き物観察のスタッフとして参加するので、その練習としてナーセリーの裏の田んぼとつながっている水路で調査をしました。1時間で、ヌマガエルのオタマジャクシ約30匹と成体1匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約20匹、アメリカザリガニの幼体1匹、カイエビの成体約80匹、ミズムシ(甲殻類)の未成体~成体約10匹、コミズムシ(昆虫)の成虫1匹、ハイイロゲンゴロウの成虫1匹、コガムシの成虫1匹、ヒメガムシの幼虫1匹、マメガムシの成虫2匹、ゴマフガムシ属の成虫4匹、ガガンボ属の幼虫1匹、ドブシジミの未成貝~成貝約30匹がとれました。アメリカザリガニはメンバーが飼っている魚のえさに持って帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ヌマガエルのオタマジャクシがたくさんいて、ヌマガエルの大きなカエルもいたので、このカエルが卵を産んだオタマジャクシかな?と思いました。たくさんとれたカイエビは小さな貝がらの中でエビが動いている感じで、あみの中では貝のようであまり動かなかったけど、水の中に入れたらとても早いスピードで泳ぎだして驚きました。ヒメガムシの幼虫は水の中で動いているアリジゴクのようでした。神戸市絶滅危惧種のドブシジミもたくさんいました。いつもこの時期のこの水路にいるグッピーはいませんでした。明日の田んぼの楽校もがんばりたいです。

その他

報告担当:KY(小5)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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