

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
私たちは、3月20日に茨城県の水戸市民会館にて開催された「日本天文学会ジュニアセッション」に参加しました。この大会は、日本天文学会開催期間中に開かれる中学生及び高校生による研究発表会で、実際にプロの天文学者と接したり、天文学会で議論されているような最先端の天文学に触れたりすることで、若年層の天文学についての見識を深めたり、研究活動を発表するきっかけ作りを目的としたものです。私たちは「あの星までは何km?~年周視差で近傍星ラランド21185との距離を測る~」という演題をプレゼンテーションとポスターの2つの形式で発表を行いました。国立天文台やJAXAの職員、天文学者など、日頃めったに関わる機会のない方々から様々な視点での意見をいただくことができ、非常に有意義な時間にすることができました。
口頭発表では交代する時間含めて3分というタイトな時間だったため、少し忙しない雰囲気の中での発表でしたが、各演題工夫されたスライドで研究の面白さがダイレクトに伝わってきました。また、国立天文台主催の「美ら星研究探検隊」やJAXA宇宙科学研究所・JAXA宇宙教育センター主催の「君が作る宇宙ミッション (きみっしょん)」の演題では、様々な県の高校生が大人数で研究・発表を行っており、内容が非常に充実していました。
ポスターセッションでは、生徒たち同士で質問しあったり専門家に意見をもらったりして活発に交流する様子が見受けられました。
この大会を通して、全国各地の様々な高校の多様な演題に触れることができたり、専門家の方々から多角的な視点での意見をいただけたりして、非常に刺激を受けました。また専門家と議論するには、自分の研究のみならずその分野について多岐に渡って知識をつけておく必要があることを痛感しました。今まで考えたこともなかったようなアイデア・知見をたくさんいただくことができたため、次に繋いでいき研究をより進化させていきたいと期待が膨らんだ一日でした。
これからも県外の会場で発表できる機会があれば積極的に参加していきたいです!
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
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