

福岡工業大学附属城東高等学校 科学部 (福岡県)
私たちは12月21日、22日に福岡工業大学にて行われた「高等学校文化連盟自然科学部門九州大会」に出場しました。この大会は、先月行われた「総合文化祭自然科学部門(県大会)」で優秀賞を受賞した九州各県の高校生が、物理、化学、生物、地学の4部門に分かれて研究発表を行うというものです。地学部門では「雲の速度計測から行う短期的な降雨予測の可能性」を発表し、本大会でも優秀賞をいただくことができました。
全ての学校の発表が終わると1グループ5人程度の班に分かれ、生徒交流会が開かれました。自己紹介や班対抗の九州にまつわるクイズ大会の時間が設けられ、普段関わることのない他の県の高校生と親睦を深めることができました!
やはり九州大会という舞台は研究内容・発表態度ともにレベルが高く、特に何年も前の代から引き継いでいるような研究は内容が濃く、聴いていて惹き込まれるものばかりで、県大会とはまた違った緊張感がありました。質疑応答ではどの高校も、想定外の質問に戸惑いつつも真摯に向き合い回答する様子が見受けられました。
生徒交流会では、自分たちの県のことや理科系の部活ならではの部員獲得方法などで大いに盛り上がり、どの生徒も大会を楽しんでいる姿が見られました。
「聴いている人をワクワクさせる発表をしてほしい」
これは、県大会の講評で審査員の先生がおっしゃった言葉です。今回私たちは、12分という限られた時間の中でどれだけ多くの人に理解してもらうか、楽しんで聴いてもらうかに重きを置いて準備に取り組んでいました。それが、賞をいただくことができた要因の一つではないかと考えます。
またこの大会を通して、上手くいかないことがあっても粘り強く行動し続けることで結果に結びつくこともある、ということを身をもって実感しました。
私たち2年生の公式戦はこれが最後だけれど、まだこれから3月に各種学会や大会が控えています。この経験を決して無駄にすることなく、これからも部活に励んでいきます。
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
福岡工業大学附属城東高等学校 科学部(福岡県)
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