

逆川こどもエコクラブ (茨城県)
こどもエコクラブメンバーがホタル生息地の水際管理活動を行っている間、大人のサポーターは一斉に、6月8日に行われる千波湖ビオトープ造成活動において、子供たちが植栽するセキショウを約2千株採取しました。
セキショウはショウブ科ショウブ属の多年草で、根茎を横に伸ばして繁殖していきます。葉や根茎は薬草として用いられ神経痛などに効くそうです。
このセキショウは、湧き水が豊かにある水辺にみられ、逆川緑地のホタル生息地に多く繁殖しています。
しかし、根が固く、横に伸びていくことから、ホタルが産卵するコケを覆ってしまったり、蛹になるための畔の土に影響を与えてしまいますので、毎年、間引きをしています。
間引きされたセキショウは、廃棄してしまうと清掃センターで化石燃料にて燃やされてしまうのは、CO2の削減につながりません。そこで、考えたのが同じ公園エリアの千波湖に持っていき、6月のビオトープ造成における植物として活用できないか?というものでした。
セキショウは冬でも枯れることなく緑のままですので、千波湖に植えれば市民の目を和ませてくれる効果があります。サポーターの頑張りで、今年も2千本のセキショウが確保されました。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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