活動レポート

活動レポート

千波湖ビオトープ造成の準備

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2025年06月01日

実施場所:

水戸市逆川緑地

参加メンバー&サポーター数:

85人

活動の分野:

  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

  • SDGs:質の高い教育をみんなに
  • SDGs:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

こどもエコクラブメンバーがホタル生息地の水際管理活動を行っている間、大人のサポーターは一斉に、6月8日に行われる千波湖ビオトープ造成活動において、子供たちが植栽するセキショウを約2千株採取しました。

参加者のようす

セキショウはショウブ科ショウブ属の多年草で、根茎を横に伸ばして繁殖していきます。葉や根茎は薬草として用いられ神経痛などに効くそうです。
このセキショウは、湧き水が豊かにある水辺にみられ、逆川緑地のホタル生息地に多く繁殖しています。
しかし、根が固く、横に伸びていくことから、ホタルが産卵するコケを覆ってしまったり、蛹になるための畔の土に影響を与えてしまいますので、毎年、間引きをしています。

感想・気づいたこと・考えたこと

間引きされたセキショウは、廃棄してしまうと清掃センターで化石燃料にて燃やされてしまうのは、CO2の削減につながりません。そこで、考えたのが同じ公園エリアの千波湖に持っていき、6月のビオトープ造成における植物として活用できないか?というものでした。
セキショウは冬でも枯れることなく緑のままですので、千波湖に植えれば市民の目を和ませてくれる効果があります。サポーターの頑張りで、今年も2千本のセキショウが確保されました。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告をありがとう。
セキショウの間引きの作業は大変だったと思います。ホタルのためにがんばりましたね。
この作業を毎年くりかえし移殖(いしょく)も実行しているのはすごいことだと思います。
この報告を読んで、初めてセキショウという水辺の植物を意識しました。
そういえば見かけたことがあります。繁殖(はんしょく)させれば緑化による2酸化炭素削減にもつながるはずですね。
しかし、いろいろな影響も出てくるのですから、全てを解決するのはそう簡単なことではなさそうです。
間引きしたセキショウの有効活用まで考えて行動している、みなさんの活動の深さもすばらしいと思います。
環境活動は、思うほど予定どおりの結果にならないこともありますが、十分に話し合って進めてくださいね。
ボランティア活動ですから、なによりも楽しく活動をしてほしいと思います。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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