活動レポート

活動レポート

アメリカザリガニ駆除作戦

エコクラブくわまる (群馬県)

活動日:

2025年05月24日

実施場所:

サンデンフォレスト

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

池の生態系を守るため、アメリカザリガニの駆除作戦に参加してきました。
エコクラブくわまるからは、メンバー2名、サポーター2名の4名が参加し、合計11名でザリガニ釣りを行いました。
約1時間半で合計136匹のアメリカザリガニを捕獲しました!
エコクラブくわまるは、30匹くらい捕獲しました。
ザリガニ釣りの前には、環境省の動画でアメリカザリガニが生態系に与える影響も学習しました。

参加者のようす

環境省の動画を見て、アメリカザリガニは生まれた環境で生きているだけなのに、駆除しなければならないことに複雑な気持ちを抱いているようでした。
しかし、いざザリガニ釣りを始めると、夢中で釣り上げていました(笑)

感想・気づいたこと・考えたこと

環境省の動画で、100年前に人間が食べるためのウシガエルの餌として、27匹のアメリカザリガニが日本に輸入され、逃げ出した個体から全国に広まったことを学びました。
アメリカザリガニは水草を食べ尽くし、隠れる場所のなくなった魚などの水棲生物も食べ尽くし、生態系を破壊するため、自然に放すことが法律で禁止されている条件付特定外来生物であることも学びました。

その他

サポーターからの「子供の時、1番釣れたエサは、ザリガニのハサミの肉だったなぁ。」というアドバイスは無視されました。

エコクラブくわまるのみなさん、活動報告をありがとうございます。
外来生物の問題は全国的に喫緊(きっきん)の課題となっています。
ただ、その駆除(くじょ)は報告にもあるような地道な釣り上げやすくい上げなどしかないのが現状で、人手がいります。
一方、外来生物の繁殖力(はんしょくりょく)は強いので駆除が追いつかず、むしろ増えているということもあります。
外来生物の中にはアメリカザリガニのように人間の都合で持ち込まれ、人間の都合で駆除されている生物もいます。
生物自体に罪はないので、複雑な気持ちになりますね。
それでも、在来種や本来の自然を守るために駆除を進める必要があります。
サポーターさんのアドバイスは、サポーターさん自身が実践して見せるとよかったのではないでしょうか。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
エコクラブくわまるのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコクラブくわまる
  • 所在地群馬県
  • クラブの種類家族親戚

クラブ写真

群馬県伊勢崎市の家族クラブです。
『情報は知識にあらず』をモットーに、三現主義を大事にして、無理せず楽しみながら活動しています。
学校や団体にはない家族クラブならではの良さを活かした活動をしていきたいと思います。

『情報は知識にあらず』・・・単に情報を集めるだけでは知識にならず、知識は唯一経験から得ることができるという物理学者アインシュタインの名言。

三現主義・・・机上の空論ではなく、「現場」、「現物」、「現実」を大切にする考え方。

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