

東京生き物クラブ (東京都)
自宅で生まれ育ったカブトムシの幼虫は、4月下旬から5月上旬にかけて蛹化しましたが、22匹中、2匹が、幼虫時期の終盤で、土の上に出たままになってしまいました。様子を見て、自力で土に入れないので、軽く埋めておいたのですが、そのままの場所で、蛹室も作らずに変色を始め、なんと蛹化してしまいました。少し時間が経って、観察BOXの壁に角が当たって曲がっているのを発見。急遽、人工蛹室を購入し、移植することにしました。19日に届き、決行。
蛹を掘って人工蛹室に移す際、やはり蛹に直に触るのは勇気がいるようで、おっかなびっくり、恐る恐る作業していました。そして、内1匹を誤って落としてしまい、蒼白になっていました。慎重に命を扱い、真剣に取り組む様子が観察できました。
蛹の成長途中で一度曲がってしまった角が、人工蛹室に移して、角が壁に当たらなくなった以降、どのように回復するのか、しないのか、注意深く見守りたいと思います。幼虫が、終盤時期に、土の上に出たまま潜れない場合、埋めたりするのではなく、最初から人工蛹室に移した方がよいということがわかりました。
東京生き物クラブ(東京都)
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