活動レポート

活動レポート

カブトムシ蛹の人工蛹室への移植

東京生き物クラブ (東京都)

活動日:

2025年05月19日

実施場所:

自宅

参加メンバー&サポーター数:

2人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • 分野その他 分野その他

SDGs:

  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

自宅で生まれ育ったカブトムシの幼虫は、4月下旬から5月上旬にかけて蛹化しましたが、22匹中、2匹が、幼虫時期の終盤で、土の上に出たままになってしまいました。様子を見て、自力で土に入れないので、軽く埋めておいたのですが、そのままの場所で、蛹室も作らずに変色を始め、なんと蛹化してしまいました。少し時間が経って、観察BOXの壁に角が当たって曲がっているのを発見。急遽、人工蛹室を購入し、移植することにしました。19日に届き、決行。

参加者のようす

蛹を掘って人工蛹室に移す際、やはり蛹に直に触るのは勇気がいるようで、おっかなびっくり、恐る恐る作業していました。そして、内1匹を誤って落としてしまい、蒼白になっていました。慎重に命を扱い、真剣に取り組む様子が観察できました。

感想・気づいたこと・考えたこと

蛹の成長途中で一度曲がってしまった角が、人工蛹室に移して、角が壁に当たらなくなった以降、どのように回復するのか、しないのか、注意深く見守りたいと思います。幼虫が、終盤時期に、土の上に出たまま潜れない場合、埋めたりするのではなく、最初から人工蛹室に移した方がよいということがわかりました。

東京生き物クラブのみんな、カブトムシ飼育の報告ありがとう!
カブトムシの蛹化が4月下中から見られたのこと、自然界よりは、ちょっと早めの蛹化(ようか)でしょうか?
また、たくさんの幼虫を飼育していましたから、腐葉土(ふようど)を与えるのも大変だったのではないでしょうか?
さて、カブトムシが蛹化するとき、地上に出てしまうことがありますね。
私も経験したことがあります。
なぜ、出てしまうのかは、私はよくわかりませんが、やはり何か不都合な環境があったからだと思います。
また、この時期は、カブトムシにとってデリケートな時期ですから、あまり刺激を与えたくありません。
自然界では地上に出てしまうと動物たちに食べられてしまいますが、飼育下ではそのリスクがありません。
地上に出たままで飼育したらどうなるか、気になってしまいました。また、同じような機会があったら調べてほしいと思いました。
生きものを育てるのは難しいですね。その営みを自然界では繰り返し行ってきました。
すごいことだと思います。生きものの飼育を通して、その素晴らしさを感じ取っていってください。
次回のレポートも楽しみにしています。
エコまる
東京生き物クラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名東京生き物クラブ
  • 所在地東京都
  • クラブの種類近所や地域のお友達

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身近な生き物の飼育観察、生き物が暮らす自然の観察を通じて、生き物の生息環境や生態系としての自然を楽しみながら理解することを目指しています。

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