活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年04月26日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

支流の伊川から明石川下流の合流点を越えて明石川下流まで調査をしました。伊川では約30分で、コイの幼魚~成魚6匹、オイカワの幼魚2匹、ミナミメダカの成魚2匹、ボラの幼魚2匹、ニホンウナギの成魚1匹、ギンブナの幼魚1匹、ヌマチチブの成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約60匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体8匹、スジエビの未成体~成体約20匹、テナガエビの未成体~成体約10匹、モクズガニの幼体2匹、シオカラトンボの幼虫1匹、ハグロトンボの幼虫4匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹が捕れました。ブルーギルはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。久しぶりに伊川でもしっかり調査が出来て嬉しかったです。

参加者のようす

明石川下流では2時間30分で、オイカワの幼魚~未成魚約120匹、ボラの幼魚4匹、チチブの未成魚~成魚6匹、ウロハゼの幼魚~成魚3匹、ヒナハゼの成魚3匹、ニホンウナギの成魚2匹、アカミミガメの幼体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約160匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体約30匹、テナガエビの幼体~成体約40匹、ヒラテテナガエビの幼体1匹、スジエビの未成体~成体7匹、モクズガニの幼体~未成体5匹、オオヒライソガニ属の幼体1匹、アオモンイトトンボの幼虫2匹、ユスリカ科の幼虫約10匹、カクツツトビケラ属の幼虫1匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約40匹、サホコカゲロウの幼虫約20匹が捕れました。生まれたばかりのアカミミガメの幼体は駆除のために持ち帰りました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ウロハゼの幼魚が捕れて一瞬マハゼかウロハゼか惑わされました。明石川を代表するコカゲロウは、ウデマガリコカゲロウとサホコカゲロウです。ウデマガリコカゲロウの幼虫は冬の間もずっと捕れますが、サホコカゲロウの幼虫は毎年この時期から捕れ始めます。みんな下流で生き物を沢山捕っていて、夢中になって終了時間を忘れてしまいました。次からは、ちゃんと時間を確認しながら調査を進めたいと思います。

その他

報告担当:NR(高2サポーター)

エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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