活動レポート

活動レポート

芦屋川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2025年05月31日

実施場所:

芦屋市 芦屋川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

今まで神戸市の六甲山系の都市河川で何回も調査をしましたが、今回は隣の芦屋市の都市河川の芦屋川で初めて調査をしました。芦屋川中流で2時間30分調査をして、ドンコの未成魚~成魚5匹、カワムツの未成魚~成魚3匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約250匹、モクズガニの幼体~未成体6匹、コヤマトンボの幼虫2匹、ハグロトンボの幼虫約80匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹、ブユ科の幼虫約60匹、ヒラタドロムシの幼虫2匹、シロタニガワカゲロウの幼虫12匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫4匹、シロハラコカゲロウの幼虫約200匹、フタバコカゲロウの幼虫7匹が捕れました。

参加者のようす

川底がコンクリートで水深がくるぶし程もない所が多かったです。基本的には浅い所が多かったですが、たまにとても深い所もあり油断していると足元を掬われる所もありました。町の中のコンクリート張りの川ですが、砂が溜まった所には植物が沢山生えて石もあり、上流から流されてきた草の塊もあって、そんな所を中心に調査をしました。川底がコンクリートではない所ではゴツゴツした石が多く歩きにくそうな印象を受けました。

感想・気づいたこと・考えたこと

水温が低くて水生昆虫も石を裏返したら種類は少ないけれど沢山見つけられたので水生昆虫の匹数は都市河川の中でもとても多いと感じました。都市河川で多く見られる石英と雲母の共生している欠片がありましたが、手が滑って落ちてしまいました。草の茂みの下流側でよくドンコが捕れていました。オヤニラミが捕れると聞いていたので「オヤニラミ」と言いながらガサガサをしていて、生き物の愛が相変わらず深いと思いました。

その他

報告担当:NR(高2サポーター)

エコまる
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環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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