活動レポート

活動レポート

加古川水路の水抜きと草谷川調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2024年04月29日

実施場所:

加古川市 加古川水路 加古川支川草谷川

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

朝4時30分に集まって、水抜きされた加古川水路の調査に参加しました。3時間で、コウライモロコの未成魚~成魚約20匹、オイカワの未成魚~成魚約10匹、ギギの未成魚~成魚約10匹、アユの未成魚6匹、カマツカの未成魚~成魚6匹、ゴクラクハゼの未成魚~成魚6匹、カワムツの未成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、アカミミガメの未成体1匹、ミゾレヌマエビの未成体~成体約60匹、カワリヌマエビ属の未成体~成体約40匹、テナガエビの未成体~成体約20匹、ヒラテテナガエビの幼体~成体約15匹、ミナミテナガエビの幼体~成体4匹、モクズガニの幼体~未成体6匹、コオニヤンマの幼虫1匹、ヒラタドロムシの幼虫3匹、オオシマトビケラの幼虫8匹、コガタシマトビケラの幼虫5匹、コエグリトビケラ属の幼虫1匹、トウヨウモンカゲロウの幼虫2匹、オオクママダラカゲロウの幼虫1匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫3匹がとれました。

参加者のようす

加古川水路に着いたときにはまだ暗かったけど、もう何人もの人が水路に入ってライトを照らしながら魚をとっていました。人がとても多いと聞いていたけど、思っていたほど多くなかったです。明石川でとれるギギは小さなギギばかりだけど、加古川水路でとれるギギはどれもとても大きくて驚きました。水路の一番上流の加古川につながっている水門の近くのたまりにも大きなギギの成魚が何匹もいて、加古川本流にあみでとってリリースしました。だれかにふまれて死んでいた魚がいて、かわいそうでした。

感想・気づいたこと・考えたこと

そのあと、草谷川で1時間30分調査をして、オイカワの幼魚~未成魚約40匹、チュウガタスジシマドジョウの未成魚~成魚5匹、カワヨシノボリの幼魚~成魚3匹、ブルーギルの幼魚2匹、モツゴの未成魚1匹、ニホンウナギの幼魚1匹、ギギの幼魚1匹、カマツカの幼魚1匹、ウシガエルのオタマジャクシ3匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約250匹、アメリカザリガニの未成体3匹、モクズガニの幼体2匹、ハグロトンボの幼虫2匹、ウルマーシマトビケラの幼虫3匹、シロタニガワカゲロウの幼虫1匹、ヒメトビイロカゲロウの幼虫5匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約30匹、サホコカゲロウの幼虫4匹がとれました。私は草谷川では後ろ足が生えたウシガエルの大きなオタマジャクシしかとれなかったけど、その大きさにびっくりしました。加古川水路と草谷川でとれた外来種は、学校で飼っている魚のえさやアクアリウムの畑の肥料に持って帰りました。

その他

報告担当:SK(小4)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。朝早くからの調査、おつかれさまでした。こんな早朝に調査を行う理由は何だったのでしょうか?今回はサポーターさんが多かったこともあり、確認された種類や個体数は多かったですね。その中で、「明石川は小さなギギばかりだけど、加古川水路のギギはどれもとても大きい」という疑問(ぎもん)がありましたが、どんなことが考えられるでしょうか。調査は大事ですが、その結果を考察することはもっと大切ですので、みんなで考えてみてくださいね^_^ また、今回は加古川水路と草谷川の調査を行いましたが、どんなことが分かったり考えたりしましたか。そのことを他のメンバーに共有して今後に生かしてください。では、次回の報告も楽しみにしています!
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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