活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年10月07日

実施場所:

明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

7人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

今日の干潮は朝だったので、午前にみんなで自転車で明石川下流に来ました。干潮時間は過ぎていたけれど、まだ潮がかなり引いていたので潮が満ちてくるのを気を付けながら調査をしました。

参加者のようす

2時間で、ミナミメダカの幼魚~成魚約50匹、シマイサキの幼魚16匹、キチヌの幼魚11匹、ニホンウナギの未成魚~成魚3匹、イロゴイ(雑種)の成魚1匹、ブルーギルの幼魚1匹、クロホシマンジュウダイの幼魚1匹、ウロハゼの幼魚~未成魚7匹、ヒナハゼの幼魚~未成魚5匹、マハゼの成魚1匹、チチブの幼魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約40匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約20匹、ヨシエビの幼体~未成体9匹、テナガエビの幼体~成体8匹、ケフサイソガニの未成体~成体8匹、モクズガニの幼体~未成体6匹、ミズカマキリの成虫1匹が捕れました。今の時期、下流に行けば季節来遊魚のクロホシマンジュウダイが毎回のように捕れます。小学生メンバーたちも下流で頑張っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

ブルーギルは駆除をして肥料に持ち帰り、ウロハゼの未成魚とマハゼの成魚は食用に持ち帰りました。身はふわっとしていて少し甘く美味しかったです。残りは飼育しています。

その他

報告担当:NR(中3)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。下流調査の様子が写真と文面からよくわかります。明石川の汽水域では二ホンウナギがしっかり育っていますね。川の生物多様性がしっかり守られているとわかり、とてもうれしく思います。また、みなさんが成長している様子や、水生生物の同定にもどんどんくわしくなってきたこともわかります。すごい!すごいと、おどろくばかりです。個体数もきっちり数えることができたり、幼魚で種類の見分けがつくだけでもすばらしいと思います。「幼魚、未成魚、成魚」の区別がつくのですから、プロ級ですね。
よく勉強をしていると感心しています。ウロハゼ、ヒナハゼ、マハゼの3種類もならべて見せてほしかったです。玉一は高校生・中学生・小学生とそれぞれの活動を進めていますから、このすばらしい知識をぜひ小さなメンバーたちにも広げて共に育ってほしいと思います。これからもたくさんのびっくりをみせてくださいね。なにより、活動が楽しくつづけられるようにがんばってください^^また、報告を楽しみにしています。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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