活動レポート

活動レポート

トライやる・ウィーク 4年生明石川探検の道づくりと明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年09月29日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

玉津第一小学校の4年生明石川探検があるので、明石川に行って4年生のために河川敷に生い茂った草木や葉っぱを切ったりして道をきれいにして通りやすくしました。昼からはこの付近で明石川中流の調査をしました。

参加者のようす

1時間30分で、オイカワの幼魚約50匹、ギギの幼魚~未成魚2匹、カマツカの未成魚1匹、ヌマガエルの成体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約300匹、スジエビの未成体~成体14匹、テナガエビの未成体5匹、ヒラテテナガエビの成体1匹、モクズガニの幼体5匹、ハリガネムシの成虫1匹、コガタシマトビケラの幼虫約10匹、シロタニガワカゲロウの幼虫9匹、ウデマガリコカゲロウの幼虫約20匹がとれました。

感想・気づいたこと・考えたこと

分かりやすく教えてくれたからスムーズに作業が終わりました。1週間分かりやすく教えてくれたり、いろいろしてくれてありがとうございました。川をいろいろ行ったけど、どの川もきれいでした。

その他

報告担当:トライやる中学生WR(中2) *トライやる・ウィークとは兵庫県内の中学2年生を対象に1週間地域や自然の中で生徒の主体性を尊重した様々な活動や体験を通して豊かな感性や創造性などを自ら高めたり自分なりの生き方を見つけることができるよう支援するものです

<トライやる・ウィーク 明石川下流~河口調査へのレポートの続きです>
9月29日は小学4年生の明石川探検のため、草刈りなどをして道を整備したそうですね。玉津第一小学校のみなさんも自然に親しむ機会ができてきっと喜ぶと思います。
そして午後にはきちんと調査もしていますね。オイカワなどの魚、テナガエビなどのエビ類、ウデマガリコカゲロウなどの水生昆虫といったいろいろな生きものが確認されていますが、ハリガネムシが入っているのは秋らしい気がします。もともとはカマキリの腹に寄生していたのでしょうか?このような水中と陸上を行き来する生きものがいることは、明石川と周辺の環境が連続していて、生きものたちの生態系がそこに成り立っている証拠ですね。みなさんが調査を継続して結果を記録に残すことで、このような小さな生きものたちのつながりが少しずつ明らかになっていくと思います。
これからの活動も期待しています。またレポートをよろしくお願いします。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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