活動レポート

活動レポート

平野大池用水路調査と明石川中流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年09月23日

実施場所:

神戸市 平野大池用水路 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

平野大池用水路で1時間調査をして、ミナミメダカの成魚9匹、モツゴの幼魚~成魚6匹、オイカワの幼魚5匹、シマヒレヨシノボリの幼魚~未成魚5匹、ウシガエルの幼体1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約60匹、テナガエビの未成体~成体約30匹、スジエビの未成体~成体6匹、アメリカザリガニの成体1匹がとれました。ウシガエルとアメリカザリガニは駆除をしてアクアリウムの畑の肥料に持って帰りました。

参加者のようす

明石川中流では30分調査をして、オイカワの幼魚約1000匹、ミナミメダカの成魚5匹、ドジョウの成魚1匹、カワリヌマエビ属の幼体~成体約140匹、モクズガニの幼体1匹がとれました。ゴム堰の空気が抜けて堰の水がなくなって堰をつなぐ魚道にオイカワの幼魚がたくさん取り残されていて、タモ網ですくってバケツリレーで本流に逃がしてあげられてよかったです。ドジョウの成魚はとても大きくて、メンバーが「ウナギみたい」と言っていました。モクズガニの幼体は沈んだ竹の中にかくれていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今日の調査は、平野大池用水路に行きたいメンバーと明石川中流調査に行きたいメンバーがいて「どっちにする?」と言っていたけど「平野大池用水路と明石川中流は近いから両方行こう‼」ということになりました。ミナミメダカやドジョウがとれたし、テナガエビやアメリカザリガニの大きな成体がとれてうれしかったです。

その他

報告担当:WH(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
みんなで平野大池用水路調査をしたようすを報告してくれて、どうも、ありがとう。報告担当のWH(小5)さん、おつかれさまです。
みなさんが長年取り組んできた安全な水環境を守るための調査研究のおかげで、ずいぶんと豊かな水環境と水生生物が達成できましたね。社会課題を解決するすばらしい活動です。魚道に取り残されていたたくさんのオイカワの幼魚を本流に逃がしてあげられてよかったです。みなさんのやさしい気持ちが伝わってきました。
みなさんの活動は水環境と水生生物を守ることが目的ということがよく分かります。調査はその目的が達成(たっせい)されていることを確認するための手段ですから、問題を見つけた時は必要な対策を取っているみなさんはすばらしいですね。とても、いいですねぇ。つぎの報告を楽しみに待っています^^
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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