活動レポート

活動レポート

加古川水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2023年04月29日

実施場所:

加古川市 加古川水路

参加メンバー&サポーター数:

6人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

加古川水路の水抜きをする場所を教えていただいて玉一アクアリウムも朝5時に集合して水抜きされた加古川水路の調査に初めて参加しました。2時間で、コウライモロコの成魚約15匹、オイカワの幼魚~未成魚約10匹、ギギの未成魚~成魚7匹、ナマズの未成魚1匹、カワヒガイの成魚2匹、タイリクバラタナゴの未成魚~成魚2匹、コイの未成魚1匹、カマツカの成魚1匹、ゴクラクハゼの未成魚~成魚6匹、カワヨシノボリの成魚4匹、ヌマチチブの成魚2匹、カワアナゴの成魚1匹、アカミミガメの幼体~成体4匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約160匹、スジエビの未成体~成体約30匹、ミナミテナガエビの幼体~成体約20匹、テナガエビの幼体~成体約10匹、ヒラテテナガエビの幼体1匹、モクズガニの幼体~未成体6匹、オオヤマトンボの幼虫1匹、オオシマトビケラの幼虫1匹が捕れました。他にイシガイ、タイワンシジミなども捕れました。タイリクバラタナゴはメンバーが持ち帰り、アカミミガメはナーセリーの畑の肥料に持ち帰りました。

参加者のようす

加古川の水路に到着すると早朝なのに水路の中で沢山の人が胴長を履いて水生生物を捕まえていて、普段の活動では自分達以外の人が調査していることはほとんど無かったので新鮮でした。時間が経つと初めは膝くらいまで水深があった場所でも水抜きの影響でその場所に戻ってきた時には足首くらいの水深に変わっていて、よく見ると水路の底には沢山の魚が泳いでいて驚きました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回の水路調査では自分達が来る前にそこそこの人数が水路で魚を捕まえていたのでもう既に生き物が捕り尽くされた後かと思いましたが、実際に水路に入ると沢山のモロコやギギがいて加古川水系の豊かさを実感しました。明石川にはいないカワヒガイなどの生き物も観察することが出来たので明石川にはいない生き物を実際に見て知ることが出来て良かったです。

その他

報告担当:NA(大1サポーター)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは。
報告担当のサポーターNAさん、玉一アクアリウムの活動をサポートして、みんなで加古川水路調査をしたようすを報告してくれて、どうも、ありがとう。
ずいぶんと朝早く活動してくれたんだね。よく、がんばりました。明石川にはいないカワヒガイなどの生き物を実際に見て知ることができて、良かったですね。しっかりと自分たちが活動している明石川と比較している点はさすがです、おみごとです。自分たちが感じたことを報告しているのも、とてもいいですね。オイカワ、ギギなどは食べていた魚です。日本の大切な食文化です。人とのかかわりのポイントから魚を調べることも新しい発見があるよ。つぎの報告も楽しみに待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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