活動レポート

活動レポート

明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2022年07月02日

実施場所:

明石市 明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川下流で2時間の調査で、ヒナハゼの成魚12匹、ゴクラクハゼの成魚5匹、ボラの幼魚5匹、ニホンウナギの幼魚~成魚3匹、ミナミメダカの成魚3匹、ヌマチチブの成魚1匹、ウシガエルの幼生~幼体4匹、アカミミガメの未成体2匹、ミナミヌマエビ(カワリヌマエビ属を含む)の幼体~成体約130匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約40匹、テナガエビの幼体~成体17匹、ミナミテナガエビの幼体~成体6匹、スジエビの成体1匹、ケフサイソガニの成体4匹、モクズガニの幼体3匹、ハグロトンボの幼虫1匹、アオモンイトトンボの幼虫1匹、ゴカイ類がとれました。ウシガエルとアカミミガメは、駆除をして肥料にするために持って帰りました。

参加者のようす

明石川下流の工事は夏の間はお休みなので、久しぶりに汽水域の調査もできました。とても暑かったけど、メンバーもお試しの人もみんな、とても頑張っていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

兵庫県要調査のヒナハゼの成魚が12匹もとれました。おなかがふくらんで卵を持っているヒナハゼもいたので、この辺で産卵しているかも知れないことがわかりました。 中流でたまにとれる神戸市絶滅危惧Cランクのミナミテナガエビが6匹もとれて、その多くがおなかに卵を抱えていたので子育てのために川を下りてきていることがわかりました。

その他

報告担当:NR☆(小5)

玉一アクアリウムのみなさんこんにちは!
汽水域だけあって、ハゼの仲間が多いですね。丁度この時期6~8月はテナガエビの産卵(さんらん)時期でひかくてき岸に近い場所にテナガエビがよってきます。わたしの子どものころはこの時期、夕方に子どもはみんなテナガエビ釣りをしました。釣ったテナガエビは2~3日きれいな水で飼って、よごれを出してから、おしょうゆをつけて焼いて食べました。1年に一度だけこの時期の楽しみでした。
たくさんの生物がかくにんできましたね。また卵を持っている個体もいたとのこと。明石川の自然のゆたかさが分かる調査内容ですね。次の調査ではどのような生物がどのような状態でかくにんできるでしょうか。また報告してくださいね。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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