活動レポート

活動レポート

伊川~明石川下流調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2021年03月14日

実施場所:

神戸市 明石川支川伊川~明石川下流

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

  • SDGs:つくる責任つかう責任
  • SDGs:海の豊かさを守ろう
  • SDGs:陸の豊かさも守ろう

活動内容

明石川支流の伊川から明石川合流点をこえて明石川下流まで調査をしました。2時間で、チチブの幼魚~成魚14匹、ニホンウナギの幼魚~未成魚11匹、オイカワの幼魚9匹、ミナミメダカの成魚6匹、スミウキゴリの成魚1匹、アカミミガメの幼体1匹、ミナミヌマエビの幼体~成体約50匹、ミゾレヌマエビの幼体~成体約50匹、スジエビの成体4匹、ヒラテテナガエビの幼体と成体2匹、テナガエビの幼体2匹、モクズガニの幼体~未成体15匹、イトトンボの幼虫3匹、ガガンボの幼虫1匹がとれました。アカミミガメは肥料にするために持って帰り、ほかはリリースしました。

参加者のようす

みんなとても真剣に調査を続けていました。ぼくは、魚のチチブの顔が、ドラゴンボールに出てくるキャラクターみたいで、とてもかわいくて楽しかったです。

感想・気づいたこと・考えたこと

神戸市絶滅危惧種のヒラテテナガエビが伊川にもいました。絶滅危惧種のニホンウナギがたくさんとれるところも見られたので、うれしかったです。ミナミメダカやスミウキゴリもとれました。初めて見た魚も多くて、とてもうれしかったです。

その他

報告担当:HR(小5)

玉一アクアリウムのみなさん、報告をありがとう。
レポートから、川の生き物調査にどんなに熱中していたかが伝わってきます。見つける魚の数も種類もどんどんふえてきましたね。明石川の水質がよくなっているのと同じくらい、みなさんの観察する力が向上してきていてスイスイ同定できるからだと思います。ウゴリとびわ湖の固有種(こゆうしゅ)のイサザがよく似(に)ていることは私も知っていましたが、シマウキゴリ、スミウキゴリ、イサザを合わせて、ウキゴリと呼(よ)ぶことをみなさんのレポートから初めて知りました。
また、ヌマチチブはびわ湖周辺の川で見られますが、よく似ているチチブかもしれないと疑問(ぎもん)もわきます。勉強になりました。もっとみんなに教えてくださいね。
生物を同定するのは、さがして調べて結果にたどり着く探偵(たんてい)みたいで楽しいと思います^^チチブの顔つきが好きと思えたり、絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)の二ホンウナギとの出会いに飛び上がったりするみなさんから、魚へのあふれる愛を感じます。これからも大好きなことを大切にして、どんどん魚たちに近づいてください。みなさんの活動レポートに注目しています(環境カウンセラーMJより)
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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