【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その1|壁新聞道場!

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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その1

2018.05.23 掲載

茨城県は21枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は久松師範です。よろしくお願いしまーす!
水戸市「逆川こどもエコクラブ」

茨城県 その2 その3 その4 その5


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逆川こどもエコクラブ①の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

「カブトムシ」や「クワガタ」は,昆虫の中でも最も人気がある種類のひとつですね。大好きな昆虫を模造紙に楽しくはっている様子が目に浮かびました。とてもすてきな新聞に仕上がりました。

さて,私たちは単純にカブトムシと呼んでしまいますが,カブトムシには,オキナワカブトムシやコカブトムシなどいろいろな種類がいることが,この新聞でわかりました。クワガタも同じように,ノコギリクワガタやオオクワガタなど,たくさんの種類がいますね。また,種類によって,寿命や生活する場所も違うことが分かりました。生きものによって,生き様がちがうことに気付くことができました。生きものは種類がたくさんあって,それぞれ生き方がちがうのだという生物多様性について勉強したことになります。これからも,いろいろな事に関心を持って,調べて行ってほしいと思いました。

それから,カブトムシに角がある理由も考えたり調べたりしてくれました。なぜだろう?なぜかしら?と思うこの純粋な心を持ち続けてほしいと思いました。

とっておきのゴシドウ★

昆虫の多様性がよくわかる新聞にまとめられました。一つ気になったことがあるので,ここではそのことをお話しておきましょう。

この新聞では,同じカブトムシの仲間でも,いろいろな種類がいることが分かりました。種類がちがうカブトムシは,住む場所もちがいますね。ふつうのカブトムシは日本にいて,クヌギやカシの木の樹液に集まります。でも,日本にいないヘラクレスオオカブトなど外国の昆虫も,いっしょに説明されていました。今,外国の生きものが日本に入ってきて問題を起こしたり,その逆のことが起こったりして問題になっています。次に新聞をつくる時には,生きものの生息している場所などにも気をかけてください。むずかしい言葉では,日本に生息していない種類を「外来種(がいらいしゅ)」といいます。今度,調べてみて,また新聞にまとめてほしいと思いました。
 

逆川こどもエコクラブ②の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

自然の植物から色を作る“あいぞめ”は,とてもすてきな色がでますね。“あいぞめ”をする様子が,わかりやすくまとめることができました。写真があったので,どんな作業なのかも,よく分かりました。「百聞は一見にしかず」ですね。

それから,液で染めたハンカチが空気にふれると,あざやかな藍色に変わるのも不思議ですね。おそらく空気中の酸素と反応する化学変化だと思うのですが,どのような仕組みなのか,知りたくなりました。私は体験したことがないので,機会があったらチャレンジしたいと思います。

葉をちぎり,葉脈を取り除いている様子など,活動の苦労が感じられましたが,ひとつ気になったことがあります。それは,新聞に「葉から汁が出るまでよくもむ」とありました。そのとき手には色がつかなかったのか心配になったのです。あいぞめ職人の方の手は,青く染まっていることが多いようですが,逆川こどもエコクラブのみなさんの手はどうだったでしょうか?ちょっと気になりました。

それから,“あいぞめ”を体験した水戸植物園は,大きな温室があったり,洋風の庭園があったりしますね。近所には,水戸の周りには,その他にも,自然を体験できるいろいろな施設があり,催し物が開催されています。ぜひ,いろいろな施設の情報をチェックして,様々な体験をしてください。そして,また新聞作りをしてほしいと思いました。

とっておきのゴシドウ★

“あいぞめ”で色をそめる過程がよく分かるがよくわかる新聞です。ここでは,「新聞づくり」という点から,コメントしましょう。

新聞では,「いつ,どこで,だれが」といったことが,書かれていることが大切です。そんなことに気づかいながらリード文や本文にどんなことを書いたらいいか考えながら紙面をまとめてみましょう。するとちがった新聞の型が生まれてくると思います。

新聞作りで,自分の活動を振り返ることは大切です。この取り組みを,いろいろな体験にも生かしてほしいと思いました。これからも,いろいろな活動にチャレンジしてください。


逆川こどもエコクラブ③の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

英宏の泉でひろったチョウの羽の正体は何なのかを調べる中で,同じ仲間のチョウを調べたり,周辺にはどんなチョウがみられるのかを調べたり,ひとつの発見からさまざまな疑問を解決していく様子が感じられる新聞でした。

まず,ひろったチョウの羽の正体はオオムラサキでした。オオムラサキは,日本の国蝶でアゲハチョウのように大きなチョウです。とても美しいチョウですね。オオムラサキは,モンシロチョウのように身近に見られるわけではありませんから,とても貴重な発見だと思います。また,周辺に見られるチョウもよく調べました。特に,近年分布域を広げたナガサキアゲハについて,似ているチョウと対比させながら紹介した点は,感心しました。一目でちがいが分かりました。アゲハとキアゲハのちがいもわかりやすくチョウの羽の写真を見せてくれました。

英宏の泉での小さな発見でしたが,自然の豊かさが分かる壁新聞でした。

とっておきのゴシドウ★

いろいろなことを調べるようすが,目に浮かぶような新聞です。チョウの羽を調べる様子を物語風に筋道を立てて記すと,もっと読者の目を引くような新聞に変身すると思うので,ちょっとコメントします。

たとえば,リード文にひろった羽を調べてみたいと書かれているのですが,その羽の正体がオオムラサキの羽であったという結論が,はっきりと記されていませんでした。リード文を受けて記すなら,「アゲハチョウのように大きな羽で青紫に光るのでオオムラサキと判明した」のように,理由と結論が書かれていると面白いですよね。また,オオムラサキは珍しいチョウですから,英宏の泉の自然の豊かさを示す発見であったことを強調するとよいでしょう。

一つの発見から,いろいろなことが想像できる楽しい出来事でした。今回のような小さなことであっても,経験を積み重ねていって,自然に対する見方を養ってください。期待しています。

 

逆川こどもエコクラブ④の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

千波湖の今と昔を,いろいろな見方で記述してくれたので,とても楽しく読むことができました。

千波湖の近くに,大きなダイダラ坊の像があることは知っていました。でも,そのダイダラ坊が,朝房山を作ったことなどは知りませんでした。桜川もダイダラ坊が作ったのですね。民話は,昔の人の暮らしや考え方を知るよい資料です。水戸の昔の人たちの様子が,ちょっとだけ分かったような気がしました。

千波湖周辺の川のつながりも,よく分かりました。桜川の周辺に,用水路や堀があることも興味深いです。朝房山には行ったことがまだありませんが,千波湖の水をはぐくむ大切な山ですね。とてもよい場所のようですから,守っていきたいものです。

ところで,今の千波湖は,夏にアオコが発生したり外来種がたくさんとれたり,昔の様子とは違った面を見せることがあります。千波湖をこれからどのようにしたらよいか,今回調べたことをきっかけに,みんなで考えていってほしいと思います。期待しています!

とっておきのゴシドウ★

千波湖について調べたことを,自分なりに楽しくまとめることができました。民話の本から調べたことと,自然を調べたことでは,内容が異なります。でも,一生懸命調べたことを,自分なりにまとめたことが分かり,子どもらしさが出た新聞にまとめることができたと思います。

ただ,学年を重ねていったときに,民話の話と自然科学の話が混じってしまうと心配です。すみ分けをして新聞を構成するのはむずかしいと思いますが,発達段階に応じていろいろな対応があると思います。メンバーの様子を見ながら判断してください。

水戸は歴史もあるし,周辺の山々は自然もたくさん残っている地域です。それらを両立させた取り組みはとても大切だと思います。今回の新聞は,歴史と自然の関わりをみるよいきっかけになりました。これからも,様々なことに興味を持って調べていってください。楽しみにしています。

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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