リアルヴォイス

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case06 ほろみんエコクラブ、幌加内町立朱鞠内小学校(北海道幌加内町)

今回は北海道幌加内町で活動している幌加内小学校の「ほろみんエコクラブ」さん、「幌加内町立朱鞠内(しゅまりない)小学校」さんにご登場いただきます
北海道幌加内町には幌加内小学校と朱鞠内小学校の2つの小学校があり、両学校とも全校児童でこどもエコクラブに登録、活動しています。町の小学生みんながこどもエコクラブメンバー!という、熱意あふれる頼もしいクラブ、いえ頼もしい町です。

北海道と聞くと自然がいっぱいと誰もが頭に浮かびますが、その中でも旭川の北西に位置する幌加内町は森林に囲まれ、日本最大の人造湖「朱鞠内湖」があるステキなところ。そば畑の面積も日本一を誇り、「幌加内そば」は町の名物です。ちなみに、町の名前「ほろかない」の由来は、町の南部を流れる幌加内川を指したアイヌ語の 「horka-nay ホロカナイ(「逆戻りする川」)」の意だとか。
あり、あり、あり!大自然いっぱいの町での子どもたちの活動の様子を教えてもらいましょう

早速インタビュー、スタート!インタビュー.bmpのサムネイル画像

エコまるwalking2.png周りの自然が豊かだと、こどもエコクラブに入らなくても日ごろからエコ活動ができている気がしますが、登録したきっかけや理由を教えてください。
horomin-ikon2.png【ほろみんエコクラブ(以下、ほろみん)】
幌加内町の豊かな自然やたくさんの動植物を守り・育てる活動をしています。いつも目にしていると豊かな自然を当たり前だととらえてしまうので、こどもエコクラブに登録することで学校でのエコ活動を見直したり、その目的や意義を再確認したり、クラブの活動の交流から新たな活動ができたりするのではないかと思って登録しました。
 
syumari-ikon.png【幌加内町立朱鞠内小学校(以下、朱鞠内)】
以前より豊かな自然を活かした環境活動をしてきました。特に、学校の裏にある森林をフィールドにした「わんぱくの森」の活動を長く続けています。先日も、森づくりを視点にどんぐりを使った植樹方法や、松の木の植樹、森林に生えるきのこについて体験活動を行いました。森は森だけでなくいろいろな命とつながっています。そういったエコロジーの視点をもちながら、人と自然の関わりについてより深く考える活動ができればと、こどもエコクラブに入りました。
エコまるwalking2.pngクラブの「自慢の活動」はありますか?
horomin-ikon2.png【ほろみん】
幌加内といえば「そば」です♪メンバーは、中学年になるとそばの種を植えて育て、収穫・脱穀しそば粉を作ります。その後は町内の幌加内高校のそば打ち名人の高校生※にそば打ちを教えてもらい、おいしいそばを作っています。自分たちで育てたそば粉でつくるそばですから、子どもたちはみんな一生懸命に取り組んでいます。できたそばは、もちろん格別★ 持ち帰って家族みんなで食べています。
※幌加内高校では、町の特産の「そば」を活用した授業活動をしており、一般社団法人全麺協認定のそば打ち段位者をたくさん輩出しています。
syumari-ikon.png【朱鞠内】
私たちの学校は日本一の水量を誇る人造湖「朱鞠内湖」のほど近くにあります。朱鞠内03.jpg朱鞠内湖では、日本最大の淡水魚で幻の魚といわれる「イトウ」を増やすための取組がたくさん行われています。私たちはそれらの中から地域の方といっしょにイトウの採卵、受精体験を行っています。ふだんなかなか見られないものを見たり、体験したりでき、貴重な活動になっています。



 

そば作りにイトウの保護活動と、地域密着の充実した活動ですね!しかもどれも楽しそう♪attaka2j.jpgのサムネイル画像

エコまるwalking2.pngそんな中でも特に印象に残っている活動を教えてください。
horomin-ikon2.png【ほろみん】
豊かな自然に囲まれているからこそ、地域には自然環境にくわしい専門的な方がたくさんいます。そういった方にいろいろ教えてもらっています。空知森林管理署の方からは山の働きや身近な木について教えてもらいました。特に木の特徴を見て学校の周りにある木の名前を同定するが楽しいです。滝川河川事務所の方からは町の中心を流れる雨竜川の水質を調べるプログラムや川の流れの速さ調べなどを教えていただいたりダムの見学の案内をしてもらったりなど、とても貴重な活動ができました。

幌加内01.jpg 幌加内02.jpg
syumari-ikon.png【朱鞠内】
「わんぱくの森」活動など森林学習を長く続けている中で、全国に向けて発信する機会がありました。愛知県、福井県に出かけ、様々な地域の森林活動の話を聞いたり、これまでの活動の発表をしたりしたことがきっかけとなり、新しい仲間ができました。これからの活動の参考にもなった上、たくさんの楽しい経験ができ、よい思い出になりました。

朱鞠内01.jpg 朱鞠内02.jpg

地域の方や同じ活動をしている他の地域の仲間との交流があると、刺激になりますね!ecomaruegao透過.png

エコまるwalking2.png幌加内町で活動している良さを感じているとのことですが。
horomin-ikon2.png【ほろみん】
幌加内03.jpg幌加内高校で育てている花の苗を、地域の方といっしょに町の道路に植えたり,ゴミ拾いをしたりして、きれいな町づくりをしています。
小さな町だからこそ、顔見知りの身近な人たちといっしょに楽しいながら自分たちの地域に役立つ、地域に密着した活動ができると感じています


 
エコまるwalking2.png全校で取り組むことの良さもあるとか。どんなことでしょうか。
syumari-ikon.png【朱鞠内】
学校全体で森林活動をすることで、知識だけでなく実際の体験が、それぞれの学年・子どもたちの興味関心に応じた学びになって引き継がれています。活動を始めたばかりの低学年のうちはぼんやりしたものであったとしても、学年を経て活動を積み重ねるうちに個々の活動と自然とのつながりが見えてきて、次第に活動の意義がはっきりしてきます。自分事として考えることができるようにもなります。
「今そこにあるもの」は、いつも永遠にあるとは限りません。目の前にある今だからこそ、自然を学ぶ価値があると考えます。そんな意識をもってこれからも取り組んでいきたいと思います。
日本屈指の大自然の中で幌加内町の皆さんと行っている地域密着の活動の様子をうかがっていると、「ほろみんエコクラブ」さん、「幌加内町立朱鞠内小学校」さんを、豊かな自然と地域の方々が優しく包み・育んでいる空気も感じました。きっと幌加内町がみんな大好きなんですね!こちらも温かい気持ちになりましたe-gogo.png
これからも大好きな地域と自然を守る活動、続けていってくださいね。応援しています。

「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
インタビューを受けてもいいよ☆というクラブのみなさん、
ぜひ全国事務局までメールをお送りください!
掲載されたクラブには、こどもエコクラブの粗品を差し上げます。

  1. 地道にコツコツと地域で活動しているよ!というクラブ
  2. ゆかいなクラブ名の秘密、教えます!というクラブ
  3. 大学生・社会人としてがんばっているこどもエコクラブのOB/OG