リアルヴォイス

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プロファイル13_ 1年間の活動を総まとめ★ 壁新聞づくりにチャレンジ♪」

こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪

他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★

活動クラブ:大阪市立新北島中学校科学技術部(学校のクラブ)
活動分野:自然・生物多様性 

大阪市立新北島中学校科学技術部は大和川の河口に位置する中学校のクラブです。平成29年度に科学部と技術部が合併してできました。ブリッジコンテストや木工コンテスト、学校野菜園の手入れなどの技術科(木工・栽培)関係の活動と、大和川の水質調査やアルゼンチンアリの調査など科学的な調査を行っています。研究発表も積極的に行っているクラブです。
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活動内容(「壁新聞づくり」)について

1年間かけて取り組んできたさまざまな活動を1枚の壁新聞にまとめる「壁新聞づくり」にチャレンジしました。壁新聞はメンバー自身が1年間の活動を振り返るとともに、自分たちの活動の成果を見ることができて自己有用感を得られるなどとても有意義な取り組みです。

■活動時期

平日は放課後16:00~17:30 土曜日は午前中(8:30~12:30)
1回:1時間半程度を複数回実施。
※平成29年度の壁新聞づくりでは、上記を8回程度実施。1回あたり、10~14名程度が参加して行いました。

■活動場所
中学校内の被服室や図工室など大きな机がある部屋が望ましい。

当日の活動プログラムの流れ
①  事前準備 
・メンバーのモチベーション向上のために、他のクラブの壁新聞を見て、自分たちの作品の参考にするなど活用を図りました。

・サポーターは、候補になりそうな写真を印刷しておく。壁新聞に掲載するかどうかの選別や映っているメンバーの許諾などはクラブのリーダーにまかせます。

・壁新聞の作成にあたり、作業の分担をしやすいように5~6人の班をつくります。班は学年が違うメンバー(1年生と2年生)の混成チームにして、チームごとに責任者(リーダー)を決めます。今回は壁新聞を2枚作成するので2つ班をつくり、2年生の部長と副部長が各班のリーダーになりました。リーダーはメンバーに指示を出して、効率よく作業することができます。

・サポーターは、事前に指示の出し方ついて、リーダーに注意点を説明しておくとよいです。下級生(1年生)に対して一方的に指示を出すのではなくて、具体的に「いつまでに」「何をお願いしたいのか」など、具体的に指示することが大事であることや、自分でやった方が簡単なことであっても、下の学年のメンバーに作業を分担して協力してもらうことが大事であると伝えています。

②  壁新聞に掲載する内容を考えるために、1年間に行ってきた活動を振り返る
1)壁新聞道場のゴシドウの活用 
前年度に提出した壁新聞について、壁新聞道場に寄せられたゴシドウを声に出して全員に読み上げ、今年度の方針を考える際の参考にしています。モチベーションのアップを図ったり、作業にあたっての全般的な注意をサポーターか行いました。

 2)活動レポートの活用
1年間に報告した活動レポートを印刷し、各リーダーに配って、壁新聞に掲載するかどうかを相談してもらいます。メンバーも時間が経過してしまっている活動について、内容を忘れていることが多く、活動レポート読むことによっていろいろ思い出せるようでした。(わいわい部員同士でレポートや写真を見ながら盛り上がりました。

③  壁新聞へのまとめ

 1)構図を決める

 各活動の紹介や説明を壁新聞のどのエリア(位置※下記構図参照)に掲載するのかをリーダーがメンバーと相談して、構図を作成します。あらかじめ構図の下書きをリーダーが書いてから、下書きを元にメンバーと相談すると構図の決定がスムーズにできます。

①全体の構図決めと原稿書き.JPG

①全体の構図決めと原稿書き

2)各パートの作成(分担)と写真の分類

構図が決まったら、各パートを誰が担当するかをリーダーがメンバーと相談して決めます。色紙などを使って、色の配列や大きさを決めて、担当のメンバーが模造紙にはれるように、まず色紙を切っていきます。各メンバーは自分の書く部分の原稿を原稿用紙に記入し、自分のパートで使用予定の壁新聞の写真を分類します。原稿はリーダーのチェックを受けます。この作業が壁新聞作業で時間が多くかかるところです。

②模造紙の下書き.JPG

3)下書き→清書

原稿が完成したら、いよいよ下書き。リーダーが写真と色紙を担当のメンバー
に渡してそのパーツの部分を鉛筆で下書きします。下書きと並行して、模造紙
に直接書く図を手の空いたメンバーで色サインペンを使って清書します。

⑥色紙の清書.jpg ⑦色紙の清書.JPG dance-r2.pngのサムネイル画像

4)仕上げ

リーダーのチェックを受けてOKがでた色紙の下書きをメンバーが清書を行い
ます。そして出来上がった色紙を糊で模造紙に貼り付けます。最後に微調整し
たり、付け足すところや余白部分をメンバーで考えながら完成させます。

⑪色紙の清書.JPG ⑫色紙の清書.JPG

色紙の清書

 完成!がんばりました!

 ⑮完成_差替え.JPGのサムネイル画像
完成時には、全員そろっていませんでしたが記念撮影!

ワンポイントアドバイス♪

 ・自分たちの作品である壁新聞づくりに、メンバー1人ひとりが主体的に取組みます
が、限られた時間の中でより充実した壁新聞につくりあげるために、活動の中心と
なる2年生に、企画や構成などにリーダーシップを発揮してもらいます。実際に研究
の場でも作業を分担することが多く、協力して作業することに慣れさせるとい
う目的もあるので、2年生には1年生と協力して作成するように指示しています。

 ・中学生は大人とは違った発想をするので、そのアイデアを重視します。たとえば、メ
ンバーが美術の時間に学習したレタリングを使用することや、構図の取り方、クイズ
の内容など、大人のサポーターには考え付かない中学生らしさが出るので、そんな
中学生らしい感性を活かしてほしいと思います。 

 ・壁新聞を読んでくれる人(読者の立場)を考えて、読みやすさや色の使い方などを配慮するように特に注意を促しています。

[当日準備するもの]
メンバー:特になし。
サポーター:筆記道具、用紙、模造紙、活動レポート(出力したもの)

■プログラムを体験したメンバーの様子

・壁新聞のとりまとめは、原稿を書いたり、写真をはったりする地道な作業ですが、作成に努力したメンバーは完成した後にやり遂げたという達成感を感じていたようです。

・メンバー全員で協力して『形のあるモノ』ができあがるので、協力する重要性に気づいたメンバーも多かったです。

・リーダー役のメンバーはメンバーをまとめあげたことに自信を持つことができました。

■このプログラムのオススメポイント!

壁新聞づくりは、1年間のさまざまな活動をふりかえってみるとても大事なプロセスになります。ぜひ楽しい活動をした後は、ぜひふりかえって考えてほしいと思います。

壁新聞とりまとめプログラム 
壁新聞の作成を楽しんでいるクラブからの報告が数多く届いています。
難しく考えずに、手順をふんで作成しよう!次の年も楽しくて有意義な振り返りになりますよ♪

●米子市のクラブが壁新聞づくりの様子を報告してくれました ※※クラブ(鳥取県米子市)
http://www.j-ecoclub.jp/topics/info/201801111555.html

●エコクラブ壁新聞づくり「楽しいよ 上田の自然」第二上田小学校エコクラブ(新潟県南魚沼市)
http://www.j-ecoclub.jp/ecoreport/detail.php?id=6465

●夏休み壁新聞づくりスタート 玉一アクアリウム(兵庫県神戸市)
http://www.j-ecoclub.jp/ecoreport/detail.php?id=7138


●~ふりかえり会~みんなで壁新聞をつくろう こどもエコ広場新宿(東京都新宿区)http://www.j-ecoclub.jp/ecoreport/detail.php?id=6453

みんなもチャレンジしてみよう!

「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪

タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!

こどもエコクラブ全国事務局