【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その3|壁新聞道場!

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【2018 壁新聞道場!】たのもーーーう!茨城県 その3

2018.09.26 掲載

茨城県は21枚のかべ新聞の応募があったよ!その中から4枚をご紹介。
今週は久松師範です。よろしくお願いしまーす!

茨城県 その1 その2 その4 その5

水戸市「逆川こどもエコクラブ」


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逆川こどもエコクラブ⑨の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

水道から出た水が,めぐりめぐって,また水道水になるようなレイアウトの紙面構成で,新聞を仕上げてくれました。とても工夫されています。

紙面には,霞ヶ浦に関する様々な情報が,項目ごとに図を入れて説明してくれました。二段に分かれた説明の上段は,霞ヶ浦の現状の解説です。昔の湖水浴の写真もはってくれたので,霞ヶ浦の昔のようすがよく分かりました。湖水浴を楽しむ大勢の人におどろきました。湖水浴ができるくらいのきれいな湖にもどるといいですね。それから,霞ヶ浦の水は,入れ替わるのに200日もかかり,それがひとつの原因でアオコが発生することも分かりました。日本で2番目に広い湖であることや,水深が浅いことなど,いろいろな要因がアオコの発生には関係しますので,そのメカニズムを研究してほしいと思いました。

説明の下段は,きれいな霞ヶ浦を取り戻すための様々な取り組みを示してくれました。調査を続ければ,さらによい方法が見つかる可能性があります。みんなで考えてほしいなと思いました。

今回の新聞作成をとおして,霞ヶ浦の水の循環を学びました。水は,霞ヶ浦ばかりでなく,地球規模でも巡っています。霞ヶ浦の学習をしながら,地球全体にも思いをはせて,環境保全の取り組みをしていってください。

とっておきのゴシドウ★

非常に工夫された紙面構成でした。この新聞でうったえたい事も伝わってきました。

特に新聞の中で取り上げた湖水浴の写真は,昔のきれいな霞ヶ浦を取り戻す上で,昔を知る貴重な資料だと思います。いつの時代の写真なのかなど,写真のデータが知りたくなりました。それから,霞ヶ浦で昔から見られる生きものの写真も載せてくれました。ただ,写真をはっただけだったので,説明を記してほしかったと思いました。
新聞は,大勢の人が見るものです。霞ヶ浦を知らない他の県の人が見ても理解できるような説明は,必要だと思います。いろいろな人が見るという視点を大切にすると,さらに内容ある新聞にバージョンアップする期待が持てます。次回の新聞作りの際に参考にしてください。

 

逆川こどもエコクラブ⑩の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

日頃は目にすることが少ないきれいな蛾の写真をたくさん用いて,その入り笠山調査結果の一端を紹介してくれました。マルモンシロガなどは,名前の通り丸く赤い紋が鮮やかな蛾で,とてもきれいですね。

また,セスジスズメの幼虫から寄生バエが羽化してきたのも興味深いですね。自然界でのきびしさが感じられる記事だと思います。また,尾瀬旅行やライトトラップの記事からは,昨年の活動の様子が伝わりました。

それから,ミュージアムパーク茨城県自然博物館の企画展に標本を展示した記事もありました。他の人に自分の考えを伝えることは,とてもむずかしいことです。どんな標本をどのように並べて展示したのかを,詳しく説明がほしかったと思いました。

蛾にたいする愛情を感じる紙面構成でした。

とっておきのゴシドウ★

蛾への思い入れが感じられる壁新聞でした。1年間の採集や観察の記録,活動の様子が分かるようになっていました。他の人に蛾の魅力を伝えるにはどうしたらよいか考えてみましょう。

まず,壁新聞で何をうったえたいのかを考えることが大切です。今回の内容だったら,「蝶と蛾のちがい」でしょうか?それとも「蛾の生態」でしょうか?焦点を絞ることが大切です。次に大切なのは,どのように伝えるかです。新聞では,“5W1H”が大切であるといいます。いつ,どこで,誰がといった内容を記すと,読み手に内容が伝わるのです。例えば,博物館の昆虫展に協力した記事は,面白い内容なので興味がわきました。でも,博物館のイベントに参加した様子は分かりますが,どのような標本を展示したのか?なぜ,博物館に蛾を展示してもらったのか?など,知りたい内容が書かれていなかったのが残念です。

新聞では,“見出し”“リード文”“本文”といった形式があります。それらを参考に構成を考えるのもよいでしょう。物事を相手にどのように伝えるかは、とてもむずかしいことです。でも,相手に気持ちになって,ていねいに説明する気持ちがあれば大丈夫です。次に壁新聞を作るときは,このようなことを参考にしてみてください。期待しています。


逆川こどもエコクラブ⑪の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

英宏の泉でのホタルの活動などは,壁新聞でも紹介されていましたが,これまでにキノコの報告はなく,とても興味深く読むことができました。特に,動機の内容を4コマ漫画で紹介したのは,面白いですね。

英宏の泉の地図に,キノコの観察地を入れ込んだ記事も,とても分かりやすいと思いました。写真が添えてあったので,その場の雰囲気も分かり,この場所がキノコの生育に適した場所であることが推察されます。キノコの種の解説には,食用であるかないかが書かれていました。一般の人には,とても関心のある内容ですよね。壁新聞では,相手がどんな内容を知りたいか考えることも大切です。

「これから・・・」のところで,今回紹介したキノコの種類は,ほんの一握りであることを記していますが,調査は始まったばかりです。おそらく,100を超えるような種類のキノコが記録されると思います。これからも,調査,観察を続けて,ゆくゆくは「英宏の泉キノコの目録」を完成させてほしいと思いました。期待しています。

とっておきのゴシドウ★

キノコへの暑い探究心に,心打たれました。そして,とても分かりやすくまとめられた壁新聞ですが,小見出しが「動機」と「これから・・・」の二つしかなかったのが,とても残念でした。4コマ漫画とキノコ・マップのタイトルをつけただけで,見やすさは一段とアップしたと思います。

もう少しレベルアップした記事するなら,新聞で大事な「いつ,どこで,誰が・・・(5W1H)」といった内容を詳しく書き加えることを提案します。例えば,今回は“英宏の泉”のキノコの報告でしたが,そもそも英宏の泉とは何なのかを知らない人がたくさんいます。また,これからもキノコの記録は増えると予想しています。その根拠となるのは何か記すのも科学的ですね。今回の調査方法を検討して,これからの採集予測をするような,記事の裏付けとなる内容も大切にしたいと思いました。

誰でも分かるように記すという視点で見ると,手直しをした方がよい所が見つかると思います。次回の壁新聞では,読み手を意識しながら紙面構成を考えてみてください。

 

逆川こどもエコクラブ⑫の新聞を書いてくれたみなさんへ
師範から一言

今,起きている森林の問題を踏まえて,役目や課題,私たちにできることなどを,分かりやすく紹介してくれました。項目ごとに色分けしているのも,効果的です。

さて,森林の役目は,いろいろありますね。私たちの住む家も,木材がたくさん使われています。生きものの住みかにもなっていますね。今年の夏は異常なほど暑く,毎日35度を超える日が続きましたが,森がたくさんあったら地球温暖化の防止にも効果があるでしょう!

世界では,1年間に日本国土の半分の森林が減少している事実も知りました。そのことを考えると,小さな事でもよいので,私たちができることを実施していく必要を感じます。

それから,世界的な視野に立って,行動を起こすことも大切ですね。逆川こどもエコクラブでは,様々な活動を行っています。その活動は,どんな役割を果たしているのか,広い視野に立って見つめ直していってください。これからの活動も期待しています。

とっておきのゴシドウ★

森林を守る意味を,端的に示すことができました。一方,少し残念なことは,新聞の内容が,逆川こどもエコクラブのみなさんが行っている活動と結びついていなかったことです。森林の問題と,自分たちの身の回りにある自然を比べることで,「今,私たちができることは何か」について,より具体的な活動が考えられると思います。皆さんの活動の様子なども,次はぜひ紹介してください。

新聞記事では,5W1H「いつ(When),どこで(Where),だれが(Who),なにを(What),なぜ(Why),どのように(How)」の6つの要素を整理しまとめと,相手にうまく情報伝達ができるといいます。紙面の構成を考えるときのひとつのポイントにもなるので参考にしてください。

久松師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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