

2025.09.24 掲載
9月21日(日)、第2回講座「天気予報の裏技!お家でできる大雨への備え」をオンラインで開催しました!こどもエコクラブ主催としては久しぶりの大人向け研修会、第1回講座に続き今回も全国各地からたくさんの参加がありました〜!
第2回のテーマは皆さんの生活にも大きく影響している「気象・防災」です!
講師には、テレビの気象キャスターなど長く活躍されている岩谷忠幸さん(オフィス気象キャスター株式会社代表取締役)をお迎えしました。
気象予報士や防災士などの資格を持ち、長年にわたり天気予報を伝えてきた経験から、「毎日の天気予報をどう活かすか」「地球温暖化がもたらす気象の変化」「家庭でできる備え」などについて、動画などを交えながら具体的でわかりやすいお話をしてくださいました。
講座の前半では、天気予報の基本的な見方や専門用語の意味を解説してくださいました。普段なんとなく聞き流してしまう「大雨注意報」と「大雨警報」の違いや台風情報でチェックすべきポイント、雨雲レーダーの"赤い部分"が意味する危険度などを、実際の天気図を示しながら詳しく教えてくださいました。普段見ていた予報が、こんなに深い意味を持っていたのか〜!と目からウロコの情報がたくさん★「天気予報は"当たる・当たらない"を競うものではなく、"備えのきっかけをくれる道具"」という言葉もとても印象的でした。まさに「備えあれば憂いなし」ですね!
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地球温暖化によって大雨や猛暑、台風などの気象災害は年々激しさを増しているとのこと。今年も大変な猛暑・豪雨など気象災害が起きています。併せて熱中症などの気象に関係するリスクも増しています。昔は「100年に一度」と言われた大雨が、いまや「数年に一度」起きるようになっている現状をデータで紹介してくださり、私たちの危機感も高まりました。環境活動では屋外で活動することも多い中で、気象災害や気象に関係するリスクに対してできることは何か・どういうことがあらかじめ準備できるかなどの防災の知識も教えてくださり、「早速備えてみよう」と思った方も多いと思います。
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今回の講座では、天気予報をより深く理解するコツに加え、地球温暖化による異常気象や大雨について学びました。大雨は地震と違い、前もって備える時間があることから、普段からの備えがいっそう重要であるという点にも気づくことができました!これからの皆さんの活動はもちろん、普段の生活にもとっても参考になる天気予報。講座で学んだことを、この台風シーズンをはじめ、屋外での活動や日々の生活に活かしていただけると嬉しいです♪
岩谷先生、わかりやすく盛りだくさんの貴重なお話をありがとうございました!
第3回講座はこどもエコクラブの活動にも多い「ごみ・海ごみ」がテーマです。近日告知を予定していますので、楽しみにお待ちください♪