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【2025 壁新聞道場!】たのもーーーう!三重県

2025.10.29 掲載

三重県からは魚と子どもKidsクラブから応募があったよ。
岡本師範よろしくお願いします!

亀山市「魚と子どもKidsクラブ
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万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」みんなからのメッセージ
僕たちは魚が大好きです。だから今いる魚たちがいなくなるのは、想像がつかないけれど、とてもさびしいと思います。だから僕たちが行っている魚の保全事業だけでなく、地域の子どもたちに魚の啓発活動を今後続けて、川がキレイで、魚が住みやすい環境にしたいです。

魚と子どもKidsクラブのみなさんへ
師範から一言!
魚と子どもKidaクラブのみなさんが作ってくれた壁新聞は、その根底にある考え方やバックグラウンドにある基本的な認識が非常に大きなテーマです。

河口から上流まで生き物の調査をするとアカザという魚に出会えた、スッポンを見た、知らない魚がいっぱいいることが分かった、そうです。実際に体験する、経験することで分かることがいっぱいありました。
里山公園の池干しをした。池干しをすれば、お魚やザリガニがいっぱいとれます。外来種が思っていた以上に多かったとか、胴長の中に泥が入ってお母さんに怒られた、その通りです。経験をしなければ分からないことが分かりました。とても大事なことです。
絶滅のおそれがあるカワバタモロコ30匹をプールに放流したところ、秋には138匹に増えた。この体験をどう考えるか?良い条件=カワバタモロコを食べてしまう生き物がいない所で育てると生き物が増えることに目をつけて欲しい。自然の大切さを教えてくれています。

とっておきのゴシドウ★
この壁新聞は「自然の大切さ、楽しさ」を追求することであると言う事が読み取れます。「なぜ、自然は大切なんですか?」と問われたらなんと答えますか?草木がいっぱいあるから酸素が発生して生き物が生きられるのです。きれいな水が得られるから私たちは生きられるのです、海の自然があるから魚がいっぱい獲れて私たちの食料が得られるのです。などなど自然が大切なことは、頭では考えられる答えが返ってくるでしょう。

自然の楽しさも同じです。きれいな花を見てうれしい、おいしい果物を食べて楽しい、海で泳いで楽しい、山登りをすると苦しいけど気分がすっきりするなどなど。でも頭で理解するだけで自然を守れるだろうか?
魚と子どもKidsクラブは、自分たちが自然の中に入って体験し、経験して自然を理解することから始めることを大切にするクラブなのです。魚まみれになることが第一歩です。
と言う事が読み取れる活動報告であり、新聞になっています。素晴らしい壁新聞です。

ぜひ、自然の大切さ、楽しさという視点でこれからもみんなにフィードバックしてください。

岡本師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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