

2025.09.03 掲載
青森県からは5枚の応募があったよ。その中から3枚をご紹介。
藤原師範よろしくお願いします!
青森県 その1
SDGs |
八戸市「スマイル エコクラブ」 SDGs |
SDGs |
HEP21エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
まずは、大きな見出しに、たくさんの記事がきれいに配列されているのが目を引き、とても読みやすい新聞に仕上がっています。緑と水色を多く使った色合いも、自然のイメージでいい感じです。また、絵が多く、地図やいろんな生き物をうまく描かれています。特に、トンボについて、28種も観察されて、それぞれの種の特徴をよく表し、観察した日に絵を水質調査日の欄に貼り付けたのもいいですね。また、周りに雨雪の水質調査のデータを並べたのはよく工夫されています。このPHと電気伝導度のデータを1月から12月まで継続して採ったのも感心します。さらに、データを採るだけでなく、季節に応じて変化する要因について、考察したことも素晴らしいです。下半分には絵日記のように書かれていて、一つ一つが絵と文で皆様の活動や感じたことなどが伝わってきて、楽しいです。生き物との触れ合いがたくさんあったようでいい経験になったと思います。さすがに、昨年度、絵日記部門の優秀賞を受賞されだけのことがあると思いました。さらに、せいわエコクラブのソラダスに参加されたのもとてもいい活動ですね。NO2データをだんぶり池と弘前市内の他の箇所、さらに大阪や沖縄の西表島と比較したのは、よく思いついて調べたと感心します。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、読みやすく区割りされていて、絵も多く、また、採取したデータやその考察も述べられていて、素晴らしい仕上がりとなっています。なので、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。あえて言えば、下半分の絵日記と思われる部分に、「みんなの絵日記」などと何か見出しのようなものがあると、もっと分かりやすかったと思います。
生き物に触れ合い、調べ、また、環境データも調べて考察するといった素晴らしい環境活動をされていますので、これからも継続して、自然のことをさらに理解し、よりよくしていく活動を続けてくださいね。
地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
令和4年の大雨被害から、池の補修も進み、少しずつ植物や生物が戻ってきて嬉しい ですね。復旧に向けて取り組まれているたくさんの人々の「力」を感じます。皆さんの 活動内容や、大阪府のせいわエコクラブさんと協力して行った調査結果などが、絵や写真 でわかりやすくまとめられていますね。今後も、様々な関係団体の皆さんと一緒に 楽しみながら活動を続けてほしいと思います。
地域事務局からの応援メッセージ【弘前市】
令和3年8月の記録的な大雨により多大な被害を受けた「だんぶり池」ですが、復旧とと もに生き物も戻りつつあります。また、このような状況下でも仲間とともに環境活動を 継続していることは大変すばらしいことです。これからも、自然や生き物を次世代に継承 していくために、一緒に頑張っていきましょう。
スマイル エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
まず、カラフルで写真や可愛い絵があって、とても親しみのある新聞に仕上がっています。みなさまが興味をもって蕪島や種差のことを調べていることが伝わってきます。蕪島については、ウミネコがどこから来てどこに行くかの1年の動きや蕪島での3月から8月の生活について詳しく調べていて、とてもいい取り組みです。写真とともに観察した様子が書いてあるので、子育ての実際がよく分かります。ウミネコの絵も、特徴をよく捉えていて、可愛く描けています。ウミネコの巣立ち日が年々早まっていることに気がついて、その原因を考えたのも感心します。
また、種差については、植物のことを調べ、季節ごとに咲く花の写真を載せているのは、種差海岸の植物の豊かさが伝わってきます。さらに、いきもの観察会に参加し、どのように保全管理をしているかを聞いたのも、いい経験だったと思います。最後に「振り返り」をまとめていて、そこに「巣立ちのデータを集めたい」や「種差のゴミ拾いの活動をしたい」など、さらに活動を深めるための今後の計画を考えているのも素晴らしいです。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、写真や説明をうまく配置し、分かりやすく仕上がっていて、みなさまが蕪島や種差への想いが感じられます。なので、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。あえて言えば、振り返りでウミネコの巣立ち日が年々早まっていると書かれていますが、過去の巣立ち日が分かっていれば、それを書くとより説得力があります。
地域特有の野鳥や植物などをよく観察されていて、また、生きもののイベントに参加されるなどして、自然を守ることの大切さを感じていると思います。これからも継続して自然観察や体験活動を続けてくださいね。
地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
蒸島のウミネコが子育てに取り組む様子を間近で観察した結果が、よくまとめられています。 生まれたてのヒナに親鳥が餌を与える様子など、貴重な場面を観察できて良かった ですね。また、種差地域の植物を視察して、地域の植物の多様性や、環境を守る ことの大切さがわかったのではないでしょうか。来年度からも、これまでの体験を活かして 取組を続けてほしいと思います。
青森認定こども園エコクラブのみなさんへ
師範から一言!
まず、SDGsの17の目標を真ん中に掲げ、その周りにその目標に関連する皆様の活動を配置している構成が個性的でとてもいいです。皆様がSDGsを意識して活動している様子がよく分かります。写真も多く、特に笑顔の皆様の姿が目立ち、楽しく活動している光景が目に浮かびます。一人一人がSDGsの目標の絵を描いて、やっていることなど一言書いて、持っている姿も工夫されていて面白いですね。また。10月に「エコってなんだ」と、みんなでできることを考えた取り組みは、SDGsを実現するためにとてもよい活動です。さらに、イネを植えるところから育てて、収穫や脱穀などをされて、玄米を食べたとのことで、特別においしかったと思います。普段、食べ物はお店で買ってきて簡単に食べられますが、その一つ一つが誰かに作られているものだと実感されたと思います。給食や廃材の活用についても、チラシやダンボール、割りばし、牛乳パックなど、ゴミになりそうないろんな物を有効活用している活動も、エコにつながり素晴らしいです。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、SDGsの目標を中心にみなさんのたくさんの活動を分かりやすくまとめてあり、一人一人がSDGsを実践しようとする想いが感じられます。なので、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。あえて言えば、エコ活動を「ひまわりたんぼ」、「きゅうしょく」、「はいざい」、「SDGs」の4つについて記事を並べていますが、その区分けがサッと目に飛び込んでこないので、線や色などで区分けするとより分かりやすくなると思いました。
SDGsのことを調べ、考えて活動をされており、SDGsは一人一人の小さな行いの積み重ねということを感じ取ったと思います。これからも引き続き、普段から環境のことを意識して、エコになる活動を続けてくださいね。
地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
1年をとおして、はいざいをつかって工作をしたり、きゅうしょくのもりつけを工夫したりたくさんの「エコかつどう」にチャレンジすることができましたね。SDGsは、みなさんやみなさんのおともだちが、これからも地球でげんきにくらしていくために、世界中のみんなでとりくんでいく目標です。こんかいチャレンジしたことを、ぜひこれからもつづけてほしいと思います。
藤原師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
青森県 その1
ご意見ご感想もお待ちしております!
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1丁目10-5 TMMビル5F
公益財団法人 日本環境協会
TEL:03-5829-6359 FAX:03-5829-6190
Email: j-ecoclub@jeas.or.jp
2024年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202412272024.html
2023年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202403312023.html
2022年の壁新聞道場一覧はこちら https://www.j-ecoclub.jp/kabe/202303310000.html