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【2025 壁新聞道場!】たのもーーーう!神奈川県

2025.07.23 掲載

神奈川県からは二ツ池こどもエコクラブから応募があったよ。
中西師範よろしくお願いします!

横浜市「二ツ池こどもエコクラブ」 
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万博イヤーにちなんで「暮らしたい未来の環境について」みんなからのメッセージ
二ツ池は、都会の池ではめずらしく、エコトーンがあり、湿地もあります。このような町でもたくさんの生きものたちが住める豊かな自然を増やしていきたいです。

二ツ池こどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
二ツ池という池については、はじめて知りました。ひとくちに池と言っても、いろいろなタイプの場所があり、それぞれの環境にあったトンボの種類が見られることがレポートされていて、とても興味深い内容ですね!トンボの種類ごとに、写真もあり、専門家がみてもとても読み応えのある新聞になっていると思います。
さらに、いなくなった理由、見られるようになった理由についても考察されていました。調査を何年も続けて、その変化についてなぜかと考えることはとても大事なことですね。現地をよく見ているみなさんだからこそ、書けることだと思いました。
それと、もう一つここには大切な視点が書かれていますね。それは、池の環境を保つためには、草木やササを刈って、人が手を入れなければならない、ということです。調査で生き物の現状を知ることと、生き物の状態を保つために手を入れていくこと。それはセットなのですね。そうしたメッセージがよく伝わってきます。
この新聞を見て、初めてヒンメリという物を知りました。刈ったアズマネザサを使って、こんなおしゃれなものを作ることは、人々の関心を高める効果があると思います。素敵な試みですね。

とっておきのゴシドウ★
ご指導すべきことが見つからないほど、よくできていると思います。一つあるとすると、トンボの一覧表が右の辺りにのっています。とても重要なデータです。新聞に載せた時に、周りの他の記事に比べると、ちょっと字などが小さいですね。スペースの問題があるとは思いますが、見やすくなるように、どうしたらいいか、どんな工夫があるか、考えてみてください。
これからもずっと水辺とトンボを調べて、これが後輩たちにも引き継がれるように、がんばってください。期待しています!

地域事務局からの応援メッセージ【横浜市】
多様な環境があり(生態系の多様性)、様々な種類のトンボ(種の多様性)がそれぞれ好みの環境に飛んでくる二ツ池の豊かな生物多様性がよく伝わってきます。活動の中では同じトンボの色や柄の違い(遺伝子の多様性)に気づくこともあったのではないでしょうか。マイコアカネを再び見られるようにするための考察も興味深く読みました。今ある環境を大切に守る活動、より多くのトンボがやってくる未来のための活動、どちらも応援しています。

中西師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!

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