活動レポート

活動レポート

カブトガニ産卵観察会

だいやエコクラブ (長崎県)

活動日:

2017年07月25日

実施場所:

伊万里市多多良海岸

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

カブトガニを偶然発見し興味を持ち、カブトガニ関連の本を読んで確認したところ、佐賀県伊万里市の多多良海岸で「カブトガニの産卵観察会」が行われている事を知った。
「カブトガニの産卵観察会」にはスケジュールの都合参加できなかったが「伊万里湾カブトガニの館」という資料館があることを聞き、向かってみたが5時閉館で間に合わず見学できなかった。
「カブトガニの産卵」は6月下旬~8月上旬の大潮の満潮に行われるということなので「カブトガニ産卵観察会」をだいやエコクラブで行う事にした。

参加者のようす

時間の都合上夜の観察会となったので、夜の海に蠢く沢山のつがいのカブトガニを発見した際は、参加者達は驚嘆していた。
本で調べたカブトガニの産卵の行動や産卵泡などを確認しながら、初めてみる野性のつがいのカブトガニの産卵を観察できて満足そうだった。

感想・気づいたこと・考えたこと

■カブトガニは大人になったら「つがい」になり死ぬまで産卵をしていることがわかりました。
沢山のカブトガニがいてびっくりした。
本で見た泡(産卵泡)がいっぱいあった。
小学2年生 黒田藍美

■私が初めてカブトガニがつがいで産卵しているのを見た時カブトガニは「生きている化石」と言われているので、このようにして命を次の世代へ繋げていることがわかった。
カブトガニの周りにウナギやチヌなどの魚が沢山いました。
私はカブトガニの卵を狙っているのではないかと思いました。
私はカブトガニの卵が成長して、未来でもカブトガニが海に沢山生息している綺麗な海が保てればいいと思います。
その為に「だいやエコクラブ」で、海の清掃活動に進んで取り組みます。
小学5年生 黒田美也

その他

今後の課題は、今回見学できなかった「伊万里湾カブトガニの館」の見学と「カブトガニの孵化」を見学したいです。
そして、多多良海岸で何組もの「カブトガニのつがい」を発見できたので、今度は「私の住む佐世保市でもカブトガニのつがいと幼生に出会えたらいいな」と思いました。
小学5年生 黒田美也

「伊万里市カブトガニの館」に貼ってあった「伊万里の生き物展」で自由研究の相談で学芸員の方にお話を聞けるという事なので訪ねてみようと思う。

だいやエコクラブのみんな、報告ありがとう!
夏休みにしかできない貴重な体験をしましたね^^ カブトガニは、“生きた化石”といわれているように、学術的に貴重ですが、現在は環境の悪化などの影響で、数も減少しています。環境省のレッドリストでは、絶滅危惧Ⅰ類にも指定されています。そのカブトガニの、しかも産卵を観察できたのですから、素晴らしい経験でした。
産卵を見ての感想には、カブトガニの卵を食べにきている魚に気づいたことが記されていました。ひとつの生きものが大人になるには、いろいろな試練があります。そんなことも感じることができ、次回の課題にもつながったと思います。
今後は、博物館などでさらに勉強する予定なのですね。どんな発見があったか、また報告してください。楽しみに待ってます。
エコまる
だいやエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名だいやエコクラブ
  • 所在地長崎県
  • クラブの種類家族親戚

クラブ写真

だいやエコクラブは西海国立公園の自然が豊かな長崎県佐世保市で明るく楽しく元気に活動する、こどもエコクラブです。
「SDGs」をスローガンとして、地球にやさしいエコライフを実行し、環境問題に自ら進んで学び・考え・行動しています。

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