活動レポート

活動レポート

神戸市と共働によるアカミミガメの防除1日目

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2015年05月30日

実施場所:

神戸市 明石川中流

参加メンバー&サポーター数:

9人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

明石川中流の橋の下の「わんど」で、神戸市の自然環境共生課と須磨海浜水族園と玉一アクアリウムの共働で、アカミミガメの防除を行った。前日に神戸市の方がしかけて下さっていたカゴを、私達が引き上げました。

参加者のようす

カゴの中には、カメがたくさん入っていました。10個のしかけに、アカミミガメは合計11匹入っていましたが、それ以上にたくさんのクサガメが入っていて、少しだけ安心しました。明石川本川にしかけたカゴには、アカミミガメやクサガメのほかに、二ホンイシガメが3匹も入っていて、メンバーは、「あっ、イシガメ!」とうれしそうに歓声をあげていました。アカミミガメは駆除をして、クサガメと二ホンイシガメは元の場所にリリースするそうです。

感想・気づいたこと・考えたこと

自然環境共生課の方々に貴重な体験をさせていただいて、とても感謝しています。私たちは今まで外来生物調査で、アカミミガメの生息場所や生息数を調べてきましたが、それが、このような形で結果としてあらわれて、とてもうれしいです。また、アカミミガメやクサガメ、二ホンイシガメの説明などもしていただき、カメのいろんなことを知ることができました。在来種のカメや生き物が増えたらいいな、と思います。

その他

報告担当:HM(中1)

玉一アクアリウムのみなさん、こんにちは!
特定外来生物の駆除は今全国で深刻な問題ですね。しかも駆除目的であっても生きたままの移動は禁止されているので、市民だけではなかなか難しく、関係の役所などと協力して行う必要があって問題となっています。
今回は役所との共同作業なので大丈夫でしたね。これからもクサガメのために頑張ってください。
また報告してくださいね。待っています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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