


逆川こどもエコクラブ (茨城県)
地球上最悪の侵略的植物と呼ばれている「ナガエツルノゲイトウ」が茨城県の霞ヶ浦周辺で繁殖が目立っています。当種は南アメリカ原産の水草で1989年に兵庫県尼崎市で定着が初めて確認された外来生物です。2005年には外来生物法により「特定外来生物」に指定され、拡散を防ぐために栽培、保管、運搬、放出、植栽等が禁止されています。近年、千葉県の印旛沼やその周辺に拡大し、数年前から霞ケ浦周辺の利根川水系に目立ちはじめました。先日の豪雨では印旛沼の堤防決壊によって当種が拡散されてしまったというニュースも目にしました。
そこで、逆川こどもエコクラブでは、ナガエツルノゲイトウについて学び、威力を強めている当種をどのように防いでいくのかについて体験学習を行いました。クラブでは、既に、この植物の除去と回収に携わってきたサポーターがおり、発生している自治体から許可をいただき、学習会の場に持参。そのうえで実際にクラブメンバーに触ってもらいながら解説・説明をしてくれました。
この植物の最大の特徴は、茎や葉のかけらからでも直ぐに繁殖することができる能力を有しているため、河川や水路に繁殖したナガエツルノゲイトウを適切に除去作業をしなければならないことを強調。下流に葉や茎の断片が流されただけで、拡大してしまう脅威を説明いただきました。茎は中が空洞となっており、水面に浮きやすく、更にはポキポキ折れて別な場所で繁殖していく力も備えられています。
参加したメンバーは驚きの表情で、この植物の脅威を体験しました。現在は水戸から南に30kmほど離れた箇所で発生しているものの、今後、私たちのフィールドである逆川や千波湖に発生する可能性もあることから、身構えておく必要があることで意見がまとまりました。


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